文字サイズ
自治体の皆さまへ

町長室から 芽室町長手島旭

8/55

北海道芽室町

■「忘れてはいけない災害の恐ろしさ」
元旦に発生した「能登半島地震」に続き、南海トラフ地震の前兆か?といわれる地震の発生、夏場から秋にかけての猛暑に続いて、線状降水帯による豪雨被害など、毎年想定を超えるような自然環境や災害が起こっています。特に能登半島では大地震の復旧も完全でない状況での豪雨災害ということで、本当に心からお悔やみ、お見舞い申し上げます。
こういった災害が「自分の町で起こらなくてよかった」ではなく、町民のみなさん、企業・団体のみなさんが常に災害の可能性を意識した準備と行動を起こすことを考えていただきたいと願うところです。
台風が4つ上陸、接近し、農地、建物、設備など幅広い場所で大きな被害を受けた平成28年の豪雨災害から、早いものでもう8年が経過しました。本町においても今後あのような災害が起こらないとは限りませんし、むしろ再度起こる可能性は高まっていると言えるかもしれません。また、みなさんの意識の中から過去の災害の経験や、記憶が薄れたり忘れたりすることは危機管理の上でも大きな課題と捉えております。
本町では、災害対策本部訓練や住民向けの避難行動を中心とした訓練、イベント的な要素とも連動した災害訓練などを毎年実施しております。災害に対して完璧な準備やその際の模範行動などを十分に理解している方はそう多くはないかもしれませんが、まずは町民のみなさんがそういった活動やイベントなどをきっかけとして、「自分に起きたらどうすべきか?」ということを考え、行動に活かす季節にしていただきたいと思います。少なくとも「いざという時、自分はどう動くのか?」というイメージを想定することでもいいと思います。本町でも起きてしまった災害を忘れることなく、ご自身で想いを巡らす、家族と話してみる機会などを是非持っていただければと思います。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU