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自治体の皆さまへ

めむろ社協だよりNo.452 令和6年11月号(3)

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北海道芽室町

■けあねっとめむろ公開講演会を開催します(めむろ介護保険事業所等連絡協議会)
「めむろ町で住みつづけるために~介護や支援と共に、これからの住まいや対応を考える」
日時:11月30日(土)13時30分~
場所:めむろ駅前プラザ2階セミナーホール
講師:小林信之氏
小林建設(株) and 介護ショップはなまる代表取締役・けあねっとめむろ会長
※事前の申し込みが必要です。
申込期限:11月20日(水)まで

問合せ:介護事業課 白木
【電話】62-1616

■シリーズ社協のかいご語録ep8~家族とともに住み慣れた場所で~
ケアマネジャーの太田です。入社して半年が経過しましたが、この町で色々な出会いがありました。
入院中のAさん。入院した時から「家に帰りたい」とお話され、人生最後の時は住み慣れた自宅で、家族が見守る中で迎えたいというご希望がありました。ご家族もできるならば少しでも家に連れて帰りたいとの意向でした。
その後、Aさんも徐々にお身体が弱り、いわゆる看取り期になりました。病院側もカンファレンスの結果、退院するのならば体の状態が安定している「今」とのこと。本人家族の意向を下に、必要なサービス(訪問診療、訪問看護、訪問介護、訪問入浴、福祉用具など)の調整をして、各事業所と連携を図りながら、自宅に帰る準備を整えました。
自宅に帰ることができたAさんは、涙ぐみながら私の手を握り「帰って来られた。ありがとう」と表情良く、にこやかにお話くださいました。ご家族も病状の変化や排せつなどの介護には不安があるようでしたが、各事業所とも協力し合い、献身的に介護をされる姿に感動しました。
その後、数日後に静かに息を引き取ったAさん。亡くなる時も穏やかに旅立たれ、最後は微笑んでいるような表情でした。とお話を聞くことができました。
その方の人生の最期に携わらせていただく責任の重大さを感じると同時に、ご家族や各事業所の皆さまの「思い」に寄り添い、「協力し合う」大切さを改めて学ばせていただきました。本当にありがとうございました。

「社協」とは、社会福祉協議会の略称です。
〒082-0014北海道河西郡芽室町東4条4丁目5番地芽室町保健福祉センター(あいあい21)
【電話】62-1616【FAX】62-1657
芽室町社会福祉協議会公式HP【URL】https://www.memuro-syakyo.jp/
めむろ社協だよりは「赤い羽根共同募金」の助成を受け、発行しています。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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