「農作業ラストスパート」
猛暑だった夏が終わり、気づけば年末まであと2か月を切る時期となりました。もう11月ということで時の流れの速さを痛感している町民の皆様も多いのではないかと思います。
芽室町の基幹産業である農畜産業のうち、畑作については収穫の最終盤を迎える季節となりました。土づくりなどをベースとしながら、春の耕起作業から始まり、播種(種まき)、肥料散布や防除、草刈などの管理作業を経て収穫、選別、出荷と続いていくわけですが、(もっとたくさん作業がありますが…)1年の作業としては最終段階となりました。収穫する農作物としては、アスパラなどの野菜は随時収穫され、小麦、いも、豆、ビート、長いもなどの順に収穫も進んできました。今年の全体的な作柄は、各農家や圃場によって差があるとはお聞きしておりますが、全体的には平年並みかそれ以上の収量や品質で出荷できているとのことで、ほっとしているところでもあります。この原稿を作成している10月末現在では、毎年の風物詩とも言える多くのビートトラックが行き交っており、これも出来秋を感じさせるものでもあります。
また、酪農・畜産業の皆さんも毎日大変な作業を重ねていただいて、安定した農業総生産高にも貢献していただいております。芽室の農畜産業の底力を感じますし、何より災害がなく1年を終えることができそうなことが何よりうれしいことでもありますね。
今年は残念な農作業事故もあった年でもありました。お疲れの中とは思いますが、日頃から、そして年の最後まで安全に農作業を終えていただき、収穫と無事を喜びあえる年末としたいものです。
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