消費者知識の情報提供、啓発を行っています
■お米の魅力とうま味の活用でおいしく減塩!
芽室消費者協会では、「お米の魅力と旨みの活用でおいしく減塩」をテーマにまつもと薬局栄養部の管理栄養士を招いて料理講習会を10月に開催しました。この時、学んだ料理と減塩のコツなどを紹介します。
▼料理講習会の献立
▽枝豆ごはん
干しシイタケの戻し汁、甘酢ショウガなどのうま味を活かしたご飯。グルタミン酸(昆布)×グアニル酸(シイタケ)の相乗効果でうま味がさらにアップしました。
▽ヘルシーナゲット
野菜たっぷり大豆の揚げないナゲットはよくかむため、少量でも満腹感がありました。しょうゆ麹はかけずに、つけて食べることで減塩になります。
▽しそ巻きキュウリのお浸し
しそには香味があり、少ない調味料でも美味しく食べられました。
▽一食当たり(上記3品)
うま味のおかげで低カロリーでも満腹感がありました。
▼参加者からの感想
・新米の扱い方など、知っているようで知らなかったことが明らかになりました。ヘルシーな料理に大満足です。
・今まで栄養価を気にせず調理していましたが、減塩にしたり、だしを多く使いたいと思った講習会でした。
▼減塩のコツ
健康で過ごすため、減塩のコツをつかみ日常で実践しましょう。味覚は年齢と共に衰え始めるため、味付けが濃くなる傾向があります。日頃から減塩を心がけて薄味に慣れていきましょう。
日本人の食事摂取量基準のガイドラインによる1日当たりの食塩摂取量は
成人男性:7.5g未満/1日当たり
成人女性:6.5g未満/1日当たり
※疾病の重症化予防では男女とも6g未満/1日当たり
(1)うま味を活かす…だし汁をしっかり効かせる
(2)「かける」より「つける」…調味料はかけるよりつける方が少量になりやすい
(3)香味野菜や香辛料でアクセントをつける…風味があると調味料が少量でも味濃く感じる
(4)味にメリハリをつける…主菜はしっかり味付けを!副菜は薄味に!みそ汁は具たくさんに!
(5)弁当や惣菜は塩分量をチェックする
▼野菜、足りていますか?
健康で過ごすために、野菜は一日350g目安にしましょう
・生野菜だと両手大盛り約3杯分
・温野菜だと片手大盛り約3杯分
▼外食は定食がおススメ!
副菜が野菜の定食を選びましょう
参考資料:まつもと薬局栄養部料理講習会資料
芽室消費者協会では年2回料理講習会を開催しています。
次回は下記内容での開催予定です。
■お菓子作り講習会
日時:令和7年1月31日(金)13時30分~
場所:芽室町中央公民館3階調理室
講師:前田恵美子さん(漢方サロン and 薬膳カフェFig)
参加費:会員500円、会員外1000円、託児あり別料金
申込:【電話】0155-62-9000
■年末年始休業のお知らせ
12月28日(土)~1月5日(日)の間、消費者協会・消費生活センターは休業します。
編集・発行:芽室消費者協会
開設時間:平日9時~17時
【電話・FAX】62-9000【E-mail】mesyokyo@chorus.ocn.ne.jp
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