地域おこし協力隊藤江日向子のじぶんらしさが光る町めむろ

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こんにちは、地域おこし協力隊の藤江です!昨年の6月に芽室に来た頃は、かしわの葉が青々としていましたが、最近は凍った道の上を転びそうになる日々で、季節の移り変わりを楽しんでいます。
この9か月間、主に職場実習生との関わりであっという間の日々でした。最近では、実習生のステップアップのために町内の企業にご協力いただき、企業実習を行いました。実習中は工場のラインに立ち、農作物や木材の選別作業など役場ではできない作業を体験できました。また、新しい環境で実習すること自体が、実習生にとって将来の就労に向けた成長となります。ご協力いただいた皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
新社会人の大半が経験することだと思いますが、あまりよく知らない方に分からないことを質問するのって緊張しますよね。企業実習に行った実習生の中にも、自分から質問することが苦手で、わからないことがあっても質問できない方がいました。理由を尋ねると、「どのように話しかければいいかわからない」とのことだったので、質問するタイミングと話しかけ方を一緒に考え、指導者の方にもできる限り質問の時間をとってもらうようにお願いしました。ご本人は、今も質問の練習中です。
これは私個人のイメージで、障がい者支援と聞くと何か問題があると周囲が代わりに解決することが「配慮」だと思っていました。しかし、それだと、自分に何ができて何ができないかを本人が知る機会がなくなってしまいます。自分にもこの仕事ができる!働ける!と、実習生が自信を持てるような職場実習の仕組み作りに今後も力を入れたいと思います。

問合せ：健康福祉課障がい福祉係
【電話】62-9723(窓口1階2)