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特集 めむろ☆未来ミーティング(2)

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北海道芽室町

■新嵐山スカイパーク
Q.新嵐山の運営をモンベル社に委託することは決定したのか。
A.
新たな新嵐山スカイパークの基本理念や機能、規模などのグランドデザイン(全体的な構想)策定の委託を想定しており、現時点で運営までは想定していない。
運営していた第三セクターである新嵐山株式会社の経営状況からも、このまま継続していくことは難しいだろうと判断し、将来的に第三セクターでの運営を諦め民間事業者にお願いしようということを昨年の7月に決定した。そこで次の担い手を探し始める時に、6月にまちづくりに関する連携協定を締結したモンベル社にご相談させていただいたという経緯である。
相談させていただいた際、モンベル社側から協力できることはないかと非常に前向きなお話しをいただいたため、様々な施設を運営していてノウハウもあるモンベル社にグランドデザインの策定をお願いしようと考えた。
また、まちなか再生の協議や、日高山脈国立公園化に関する取組などを通じて縁のあったモンベル社とまちづくりに関する連携協定を締結したものであり、新嵐山に参入させるために協定を結んだ訳ではないため、誤解しないでいただきたい。

Q.モンベル社はアウトドアメーカーであり、経験やノウハウは豊富だと思うが、町が主導する形で携わってほしい。
A.グランドデザインの策定にモンベル社の豊富なノウハウを活用してもらうが、町がしっかり関わっていくことが重要である。町として定める構想なので、モンベル社が提案してきたもの全てを受け入れるということではなく、町に必要なものを選択するようなことを想定している。

Q.スキー人口の減少や温暖化にによる小雪などでスキー場の経営は厳しいと思うが、それでも再開するのか。
A.
新嵐山くらいの規模の山でスキー場単体で黒字化することは非常に厳しいので、エリア全体に色々な機能を備えて、冬場だけでなく通年で収益を見込めるよう総合的に考えていきたい。
10月に実施した説明会以降、スキー場再開に向けて多くの要望をいただいている。これまで学校の授業や自衛隊の訓練など非常に幅広く利用もされてきており、芽室町のスキー場というよりも十勝管内のスキー場という感覚を強く覚えた。それらも踏まえ、現時点ではスキー場は再開することが必要であると考えている。
来シーズンには直営も含め一部オープンでも可能か検討していきたい。

Q.昔は町民割引や町民還元などがあり、町民に優しい施設だった。
A.新嵐山株式会社は経営状況が悪く、このような結果になってしまったが、元々、経営を続けて経営が好転した際には町民割引などの実施を想定していた。町として町民還元や町民のためになるサービスの提供といった視点は必要と考えているので、今後は新たな担い手となる事業者だけではなく、町としてもそういった部分に取り組めないか検討したい。

Q.新しい温水プールの温浴施設は、チケットを購入して利用するが、更衣室から誰でも入れるような形になっていて、チケットを購入したのかしていないのか区別できない状態。わかりにくいので腕に印を付けるなど、良い方法があったら良い。
A.(教育長)プール、ジム、温浴施設を使い放題のプランも人気があり、利用者が増えている状況。更衣室は一つのため混乱している可能性はある。ご意見をいただいたので、利用者が気持ちよく利用できるような対策を検討したい。

Q.部活動の地域移行を進めていると思うが、子ども達が部活もしくはクラブチームで活動をするうえで不利益にならないように進めてほしい。
A.(教育長)地域移行は、子ども達の生涯スポーツ、地域の新たな取り組み、教員の働き方改革の3点がうまくマッチングしないと持続可能にならない。その観点を活かしながら、子ども達がやりたいことを持続できるよう、そして地域の方にもご理解、応援いただいて、少しでも多くの活動を持続可能にするため考えていきたい。今年度は説明会を開催し、来年度以降は協議会という形で多くの方にご参加いただきながら、芽室町ならではの地域移行について検討し、令和8年度からの完全移行を目指していく。

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