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町長室から 芽室町長手島旭

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北海道芽室町

■「不安な幕開けと災害への備え」
令和6年元旦は穏やかな初日の出を迎え、静かなスタートとなりましたが、1日夕方、突然の能登半島地震、2日には日航機の衝突・炎上事故、3日には北九州市での大規模火災、その後も全国的に火事や事故のニュースが相次ぎ、とても不安な幕開けとなりました。
特に能登半島地震では、家屋倒壊などによって、多くの生命・財産が奪われる事態となり、今後の復興にもかなりの時間を要する状況となっています。お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被災されたすべての方々にお見舞いを申し上げます。約13年前の東日本大震災時の本町での揺れや余震でさえ恐怖を覚えましたが、最大震度7に見舞われた地域の恐怖とその後の辛さ、悲しさを考えると本当に心が痛みます。芽室町としても被災地に対しできることをしっかり考えながら、支援していきたいと考えております。
過去には「災害の少ない地域」と言われてきた北海道十勝ですが、平成28年の水害や平成30年の胆振東部地震で被害、影響を受け、その後も毎年全国どこでも災害が頻発しており、もはやいつでもどこでも被災してしまう危機と隣り合わせの状況となっております。
我々町行政としても、有事における体制の確認や訓練の実施、必要物資の確保、民間企業や関係機関との連携の強化など、改めて災害への備えを確認・強化しなければと考えております。
今回の地震を経て、全国的に防災グッズなどの購入が進んでいるというニュースも目にしますが、これまでの経験や他地域での災害対応を見てみると、自らの生命・健康・財産を守るための各ご家庭での備えが大変重要であることも確かです。
町としても避難所開設や生活物資の確保と提供、生活に必要な環境の整備、心身のケアなど幅広い対策に努力しますが、今一度それぞれの防災対策を考え、備えに向けて行動していただきたいと思います。

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