今月は前回に続いて、町内在住“こんこんさん”のお話です。今月は『「子育て」って頑張りすぎずほどほどに(2)』というお話です。
長男を町の健診へ連れていくたびに、周りの子よりも行動がスムーズにいかなかったり、体重を図ろうとしてもどこかへ行ってしまったりして、“何かちょっと違うのかも”と感じるようになりました。周囲に話すと「お母さんの気にしすぎ」と言われ、家族にもなかなか理解してもらえませんでした。
このころ、子どもと一緒に子育て支援センターのすくすく広場へ通っていたので、そのときに相談をしてみると、発達検査をすすめられて、受けてみることになり、1歳~1歳半の発達の遅れがあることがわかりました。結果を受けて療育に通うことになりましたが、最初はレッテルを張られてしまう感覚や劣等感を覚えて、躊躇する気持ちがあったことは事実です。今となっては、もっと早く通えばよかったなと思っています。何より子どもの成長がみられたこと、そして療育に通うことで幼稚園でも気にかけてもらえるようになり、町も幼稚園も一緒に協力してくれて、“自分だけで子育てしていない”感じがしました。
三男は、人見知りが強くて、兄弟の中でも一番成長がゆっくりかなと思うのですが、それほど心配はしていません。困ったら相談して、必要なら支援を受けさせてもらおうと思っています。
「子育ては一人ですると辛いけど、地域に、みんなに甘えていいんです!」そう子育て中のお母さんたちに伝えたいです。(次号につづく)
問合せ:子育て支援課発達支援係
【電話】62-3159
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