「子育て」って○○です

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今月で町内在住“こんこんさん”のお話は最終回です。今月は『「子育て」って自分育て』というお話です。

現在中学生の長男は、反抗期を迎えています。初めて「お母さんはいなくていい」と言われたときは、ショックを受けて泣きました。「何その態度!」と怒ると、どんどんエスカレートして収集がつかなくなることもありました。
悩んでいたとき、長男がお世話になった先生から「反抗期は正義感。真面目な子だから余計に強く出るのかもしれないね。本人の考えがしっかりあるという証拠。」と励ましてくれました。長男のことを褒めてくれているようにも感じて、その言葉で反抗期に対する見方が変わっていきました。怒ってどうにかなるものでもないし、終わるのを待つしかないんだなと気持ちが楽になりました。
自分が子どものときは、“もっと勉強してたよな”とか、“もっと家の手伝いしてたよな”とか、子どもたちの言動に「え?」と思うことはあるのですが、“自分とは違うから”自分の考えを押し付けないようにしようって思います。やりたいことがみつかって、目指すものができたら、自然と自分でやろうと思うのかな?と、そのときを見守っています。子どもの人生は、子どもが主人公。親はわき役中のわき役でしかありません。小さいときは親の存在が大事だと思うけど、大きくなったら大した存在ではないのかなって思います。
もともと自分の性格は完璧主義なところがありましたが、子育ては自分の思い通りにならないことの連続。壁を経験しながら、少しずつ妥協したり、“まあいいか”と思えたり、完璧ではない自分にも優しくできるようになりました。子どもが大きくなるのはあっと言う間だから、今は子どもたちにたくさんご飯を食べさせて、たくさん話をして過ごしたいです。そして、やりたいことがみつかったら、全力で応援してあげよう!そう思っています。
(今月でこんこんさんのお話は終わりです)

問合せ：子育て支援課発達支援係
【電話】62-3159