町長室から 芽室町長手島旭

7／53

■「永原和可那さんパリオリンピック出場!!」
本町出身のバドミントン選手である永原和可那さんが、ダブルスでペアを組む松本麻佑選手とともに、東京オリンピックに続く2回目のオリンピック出場(女子ダブルス)を確実にしました。世界バドミントン連盟(BWF)のランキングリストをもとに5月21日に日本バドミントン協会によって内定が発表される予定です。
本当にうれしいニュースとなりました。東京オリンピックではメダルへの期待が大きかったのですが、残念ながらベスト8で敗退、その後永原選手本人のケガがあったり、松本選手とペアを組まない時期などもあり、その切符を手にするまで心身ともに相当の疲れやプレッシャーがあったことと思います。
今回のパリオリンピックの選考方法は昨年5月からおよそ1年にわたる大会の成績をポイント化して、日本ペアに与えられた2つの枠を争うもので、同じく東京オリンピックに出場した福島・廣田ペアと壮絶な代表権争いが最後まで続きました。厳しい戦いを勝ち抜いた永原・松本ペアには「あっぱれ!」と言ってあげたいと思います。
町としても様々な企画で応援したいと思っていますし、町民の皆さんにも7月27日～8月5日まで実施されるオリンピックでの戦いを応援していただきたいと思います。
前回オリンピックのリベンジを!と考える方も多いかと思いますが、私は前回の経験も活かしながら、勝負ではありながらも自然体で、自分たちの力を出し切るという考え方のほうが伸び伸びプレー出来ていいのではないかなと思ったりしております。
結果がメダルに結びつけばそれは素晴らしいことなのですが、2大会連続でのオリンピック出場だけで本当にすごいことですし、芽室町の誇りでもあります。大会までケガをせず体調を万全にして挑んでいただければと思っております。