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自治体の皆さまへ

町長室から 芽室町長手島旭

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北海道芽室町

■DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進
デジタルと聞くと「(特に)高齢者は使えない」「自分はアナログ人間だから…」などと、拒否感や、自分に合わないというようなご意見をお聴きする機会があります。しかし、私たちの身の回りでは驚くスピードでデジタル化が進んでいます。生活や手続きの利便性が増したり、効率的に仕事が進んだりと、とても良い面もありますし、世代を問わずデジタル化に慣れ親しんでいる方々がどんどん多くなってきているように思います。
芽室町では、そういう時代に合わせてこのたび「芽室町DX推進ビジョン」を策定しましたが、その基本理念を「いまいるところがあなたの芽室町役場」とし、ミッション(使命)を「住民の利便性の向上」「行政運営の効率化・高度化」「確かな安全と安心」の3本柱としています。特に「住民の利便性の向上」では、役場での行政手続きの簡略化を目指す「芽室版書かない窓口」で迅速に手続きが終了、各種税、使用料や手数料等の「キャッシュレス決済化」、ご自宅などからも申請・届出等の手続きができる「行政手続きのオンライン化の拡充」、町の手続きの窓口としてLINEを入口に活用する取組、住民票等のコンビニ交付などを随時実現していきたいと考えております。わざわざ役場に足を運ばなくても手続きができる環境づくりを進めています。
また、教育DX、農業DX、医療DXなど分野ごとの利便性向上にも並行して取り組み、今まで以上にデジタルを身近に、かつ活用できる環境づくりにも取り組んでまいりますし、これまでの紙ベースでの手続きや煩雑な手続きをできるだけ簡易に正確にという考え方もあります。
ただ、時代が速く流れているとはいえ、いきなりすべてをデジタル化するわけではありませんし、当然デジタルの活用を強制するものではなく、これまでの手法や手続きも残していくべきと考えておりますが、今後のデジタル社会を見据えた、選択肢を増やす取り組みを推進したいと考えております。

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