9月10日から16日は「自殺予防週間」です。2023年の自殺者数は21,837人(前年比44人減)で、男性は女性に比べ2.1倍多く、原因・動機別では、「経済・生活問題」が増加しています。
■自殺の原因となる「うつ病」
様々なストレスにより脳のエネルギーが不足して、機能障害(脳の神経伝達物質が減少するなど)がおこる病気です。ひどく落ち込んだり、楽しさを感じられなくなり、日常生活に支障をきたす病気です。
▽うつ病チェック!
最近(ここ2週間)こんなことが続いていませんか?
(1)毎日の生活に充実感がない
(2)これまで楽しめたことが楽しめなくなった
(3)以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる
(4)自分が役に立つ人間だと思えない
(5)わけもなく疲れたような感じがする
※これらのうち2項目以上が2週間以上、ほとんど毎日続いていて、日常生活に支障が出ている場合はうつ病の可能性が考えられます。できるだけ早めに精神科等に受診しましょう。
▽うつ病や自殺を予防するために
自身のストレスに気づき、解消することが大切です。休養をとる、好きなことをするなどしてストレスを解消しましょう。また、悩みを一人で抱え込まず、家族や友人、専門機関に相談しましょう。※ご自身やご家族のこころの健康を「こころの体温計」でチェックすることができます。
「健康」ページでは、悩んでいる方の声に耳を傾け、必要な支援につなげる「ゲートキーパー(命の門番)」の研修会についてご案内しています。ぜひご参加ください。
■こころの悩みや自殺を考えてしまうとき、まずは相談してみましょう。
※厚生労働省「まもろうよこころ」では、上記以外の相談窓口も掲載されています。
問合せ:健康福祉課保健推進係
【電話】62-9723(窓口1階2)
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