町長室から 芽室町長手島旭

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■「ゼロカーボンへ(計画策定と実行)」
7月中旬から毎日30℃を超える真夏日が続いています(7月23日現在)。8月9日の広報発行日時点でどんな状況かはわかりませんが、おそらく暑い日々が続いていることでしょう。涼しい北海道とはいえ地球温暖化の影響は大きくなっています。農業ではさつまいも、落花生、ぶどうなどが芽室町で収穫できることになるとは思いませんでしたし、各種作物の収穫時期に変化もあります。エアコンを設置するご家庭が大変多くなり、学校をはじめとする公共施設でもエアコンの設置を進めています。また、熱中症で搬送される方もおられることから、「クーリングシェルター」として冷房のある公共施設を開放するなど、暑さ対策の重要性も増している昨今です。このような状況の中、世界的なSDGsの観点も含めて一自治体としてゼロカーボンを目指して貢献していこうという考え方が広がっており、未来の方々のために今から取り組んでいかなければ温暖化に歯止めはかかりません。
この度、芽室町では「芽室町地球温暖化防止実行計画(区域施策編)」という計画を策定し、ゼロカーボンに向けての具体的な取り組みを整理させていただきました。詳細は様々な場面でお知らせしたいと思いますが、住民のみなさんが身近で実行できる省エネ活動なども紹介しています。冷蔵庫に詰め込みすぎない、テレビの明るさを調整する。エアコンの温度調節、LEDへの切替や省エネ型家電の購入などできることは意外にたくさんあります。
町としても公共施設を中心に、再エネ活用や省エネに率先して取り組んでまいりますが、各ご家庭でも「できることをやってみる」意識と行動に移していただけるとありがたいなと思っております。様々な手法で町民のみなさんにPRしていくこととなりますのでよろしくお願いいたします!