文字サイズ
自治体の皆さまへ

このまち大好き!芽室の歴史探訪

29/49

北海道芽室町

■その114「芽室神社」(芽室町本道八丁目二番地)
めむろ歴史探訪会 柳澤正弘
明治三十二年、遠山房吉は移住者等と諮り、基線十七番地に神社を建築して十月に大島誠四朗神主により遷宮祭が執行された。「天照大神」を祭神とする芽室神社の始まりです。
四十四年、鉄道が開通して駅前に新市街ができたので移転新築を諮り、寄付による千円の予算を組んで十勝監獄と建設契約を交わす。四十五年四月に基線西百四十番地(現在の神社位置)に新築され、建立遷座祭が行われた。
大正七年、森本常太良(徳島に生まれて神道学を学ぶ。明治三十九年、上芽室の松本農場に入地、無願社の社掌代理あった)を神官に招く。十三年、村社となり、社掌を命じられる。昭和十一年、幸月が継ぐ。二十一年、宗教法人になる。二十四年、本殿を新築。三十六年、常良宮司に就任。四十八年に拝殿、五十五年に社務所を新築。
平成十一年九月、百年記念奉祝祭、祝賀会が行われる。記念事業として神興山車の作成、記念誌の編集がされた。
十九年七月、赤澤一宮司に就任して現在に至る。

▽稲荷神社
大正時代に農、商工業得者の賛同を得「食稲魂神」を祀り芽室神社境内の北側に創立された。
昭和五十一年、藤村一郎等により神殿、鳥居等が改築された。
現在は鈴木健充が奉賛会会長を務める。

▽参考文献
「芽室神社史」平成十三年発行

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU