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自治体の皆さまへ

市街地町内会連合会 元気かい?(1)

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北海道芽室町

■新年にあたって
あけましておめでとうございます。
昨年は、夏に「町内会の今後を考える座談会」、暮れには、「町内会活性化セミナー」と、多くの皆さんとの意見交換、ワークショップを行うことができました。本当にありがとうございました。
また、昨年には、国道を花いっぱいにするという取り組みに対し、北海道開発局長から「令和6年度道路功労者表彰」をいただいたことも、改めてやって良かったなーと思えることの一つです。
さて、新年に向けて、我々町内会役員がやるべきことは、一言でいうと「安心安全で幸せ感のある地域をつくる」ことでしょう。このための三つの側面として、(1)防災、(2)生活環境の改善、(3)会員相互の親睦があり、これらの充実を目指すべきだと思います。そして、その活動の過程で、若い世帯、高齢者世帯、子ども達の現実などを見極め、工夫するということです。そのことについて役場と一体となり、町内会活動を推進していきます。ただし、現在の若者などの、様々な要望に合わせることは大切にしながらも、単純には同調しない、新たな知識や気づきを与えて、導くことを忘れないということです。つまり高齢化したり加入率が下がるなど町内会が衰退していくと「日本社会というのは、深刻な事態になりつつある」(十勝毎日新聞十二月十六日より抜粋)という問題意識をしっかりと皆さんで確かめ合うことも大切でしょう。
最後に、昨年も花壇活動では、多くの町内会の皆さん、企業、団体の方々にお世話になりました、また、芽室町の担当課の皆さんとも、町内会の活性化のため、活動を共に行っていただきました、そのことにも重ねてお礼申し上げます。新年度も連合会活動を通して町内会の絆を深め、町全体の活性化を共に目指していきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
芽室町市街地町内会連合会会長 白銀孝志

■「町内会活性化セミナーを開催して」
令和6年12月7日(土)午後1時30分から、めむろーど2階セミナーホールにおいて、「町内会活性化セミナー」を開催しました。
このセミナーは、今年春の調査で芽室町は、町内会加入率が51.1パーセントと、町内の約半数の世帯が町内会に未加入であること、そのことはお隣とのつながりがない、両隣に2軒の家があったらその一方は見知らぬ人の家ということになります。その危機的な状況を踏まえ、町と連合会では8月下旬から9月上旬にかけて、希望する町内会との座談会を行い、様々な意見要望や町内会の実情など、率直な意見を聞かせていただきました。その内容については、各町内会にも共有させていただいています。
その座談会の時に、「若い世代」というキーワードがありましたので、今回のセミナーでは「若い世代も参加したくなる町内会」と題して講演いただき、また「若い世代が町内会に関わってもらうにはどうすれば良いか考えよう」とワークショップ形式で、たくさんの意見を出していただきました。講演の後には、ポストイット(付せん)に質問や意見など書いていただき提出していただいています、それとワークショップで出された意見などもありますので、それらを整理して、また参加者、各町内会、関係者にもフィードバックしていこうと考えています。
そうして、一つ一つ整理することで、次のステップとして、町内の世帯が町内会に関われる、地域に関われる形というものを模索していきたいと考えています。今、大事なのは安心安全な地域で、人とつながりを持てることだと思います。

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