■令和6年度議会フォーラムに参加
2月15日(土)、午後1時30分からめむろーど2階セミナーホールにおいて、「令和6年度議会フォーラム」が開催されましたので、市街地町内会連合からも7名が参加してきました。
そのフォーラムには、十勝管内から議員をはじめ議会関係者が41名、芽室町民は31名(その中に連合会を含みます)、町民以外でも4名の方が参加し、全体としては76名の参加がありました。そのほかに主催者の芽室町議会議員と職員、そして役場の関係職員など合わせると総勢98名と大変多くの参加者となりました。
フォーラムは、3部構成で行われ、第1部は、議会報告として各委員会からの報告があり、第2部は、「人と人がつながる新たなまちづくりを考えよう」というテーマで、北海道大学公共政策大学院の山崎院長を迎え基調講演が行われました。人と人とのつながりで、議会がどのように関わるかが課題で、議会の役割、議会の意義、議会の使命について講演がありました。議会には3つの役割があり、町の予算や事業への監視機能、条例制定などの決定機能、住民の代表として権力が委ねられている代表機能があり、それらを発揮することが使命なのだという事です。
第3部では、町民との意見交換としてワークショップが、5~6名くらいの7グループに分かれ講演と同じテーマで「人と人がつながる新たなまちづくりを考えよう」について意見交換を行いました。その意見交換の仕方が、新しく、「SOUND(サウンド)カード」というものがあり、トランプのようなカードを広げ、そのカードを任意に選び、そのカードに書かれている質問に従って答えを述べていくというものです。ステップ1で問題意識の共有化、ステップ2ではどんな未来にしたいか、ステップ3ではたどり着きたい未来の見極め、ステップ4では抵抗摩擦の洗い出し、ステップ5で具体的な行動内容を決める、というように展開していく流れの、ゲーム感覚のミーティング方法でした。今回は、その手法の体験会のようなものが行われました。
よく防災訓練など机上で行う、避難所内の人や物の配置を協議しながら決めたりする「HUG(避難所運営ゲーム)」のようなものですね。楽しく学べるのが良かったと思います。
一般的なワークショップでは、付箋に書いて模造紙に貼り、区分けして結論に結び付けたりしますが、今回の新しい手法は今後の研修等に取り入れられたら良いと感じました。
■議会フォーラムに参加して
一覧については本紙をご参照ください
発行・編集:芽室町市街地町内会連合会
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