今月末に国際交流でトレーシー市(アメリカ合衆国)を訪問する町内の中学生9名にインタビュー。訪問を希望したきっかけや現地で楽しみにしていることとは?出発を前にお話を伺いました。
■国際交流の経験を将来に生かしたい
3月20日から3月28日までの期間で、令和6年度中学生国際交流訪問団派遣事業が実施されます。町内の中学2年生が、芽室町の国際友好姉妹都市であるトレーシー市(アメリカ合衆国カリフォルニア州)に訪れ、相互の友好親善を図ります。今回、訪問するのは、9名(芽室中学校6名、芽室西中学校2名、上美生中学校1名)で、今から「五感でアメリカ文化に触れたい」「友だちを作りたい」「ホストファミリーとの生活が楽しみ」と心を躍らせます。
応募したきっかけを聞くと「習っている英語を試したい」「将来の仕事の幅を広げたい」「異文化に興味がある」など、さまざま。各々が目的を持って参加します。滞在先は主にホームステイ先となり、ホストファミリーのもとで過ごすことになります。「なかなか経験できることではないので、ホームステイは楽しみ。できるだけスマートフォンに頼らず、コミュニケーションを取りたい」と意気込みます。
■事前研修で訪問先で生きる知識を学ぶ
トレーシー市への訪問を前に、訪問団を対象にした定期的な事前研修を実施しています。ALT(外国語指導助手)のアンドルーが講師を務め、訪問先での心得や注意したいことなどを学んでいます。訪問先で不安に感じることを聞くと「言葉」が最も多かったものの、「文化の違いにより、気づかないうちにホストファミリーに対して失礼なことをしてしまわないか」という、マナー面も気にしているようです。
研修のほかに、訪問先で披露する予定の盆踊りと演奏(ピアノ、サックス)の練習も自主的におこなっています。演奏は、アメリカを意識してディズニーの楽曲を選び、盆踊りとともに「喜んでもらえるように」と日々練習に励みます。
訪問団とホストファミリーの双方にとって、良い思い出となりますように。楽しんできてください。
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