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北海道芽室町

■“常勝”ペア、全国の舞台へ
▽芽室中学校ソフトテニス部 嶋野杏(しまのあん)さん
ペアの後衛。趣味は仲里依紗さんのYouTubeを見ること。特技は卓球

▽渡邊(わななべ)れあさん
ペアの前衛。趣味は洋楽を聴くこと。特技はダンス

嶋野さん・渡邊さんは今年の7月末に行われた第44回北海道中学校ソフトテニス大会の個人戦(ダブルス)で見事優勝。個人戦の全道優勝は十勝勢女子初の快挙でした。
今月は、地区予選から無類の強さを見せた“常勝”ペアにお話しを伺いました。

■小学生から競技を始め、全国へ
2人がソフトテニスを始めたのは小学生のころ。渡邊さんは小学1年生のころ、嶋野さんは3年生のときに競技を始めました。
ソフトテニス少年団『芽室SSTJr.』でペアを組み、この頃から北海道内での大会を複数回優勝。全国大会にも出場するなど、早くから頭角を現します。
中学校に進学後も一昨年・昨年と団体戦で全道大会を制し、全国大会出場の原動力となってきました。
今シーズンに向け、嶋野さんは速いボールへの対策として構えを変え、渡邊さんはファーストサーブの決定率を上げることを意識してきました。顧問の瀬島先生も「多くの方が関わってくださり、アドバイスをいただいた。走る量も増え、持久力も付いた」と取り組みを評価します。
全道大会の団体戦は惜しくも準々決勝で敗れましたが、悔しさをバネに臨んだ個人戦では強さを見せました。決勝3-2で迎えた6ゲーム目、ポイント0-3と先行された状態から巻き返し、悲願の優勝を果たしました。

▽中学ソフトテニスのルール
中体連のソフトテニスは個人戦、団体戦があります。個人戦はダブルスのみで7ゲームマッチ、団体戦は3ペアの対抗戦で、2試合を先取した方の勝ちとなります。
・試合は7ゲームマッチ(4ゲーム先取で勝ち)
※3対3で並んだ場合『ファイナルゲーム』となり、7ポイントを先取した方の勝ちとなります
・1ゲーム=4ポイント先取
※互いに3ポイントになったときは『デュース』となり、どちらかが2ポイントを連続で取るまで続きます
ファイナルゲームは互いに6ポイントになったとき、デュースとなります

■全国レベルの高さを実感
8月末に今治市で行われた全国中学校ソフトテニス大会では富山県代表と対戦。3-3と並びファイナルゲームまでもつれ込む展開となりましたが、惜しくも敗退。
嶋野さんは「スピードが違った」渡邊さんは「ボレーをしても拾ってくる」とコメント。地区・全道大会と全国大会の差を肌で実感しました。
悔しい経験となりましたが、嶋野さん、渡邊さん共に進学後も競技を継続する予定だそう。今後の活躍も期待したいと思います!

■競技をしていて楽しいと思う瞬間は?
嶋野さん:相手の裏をかくことができたとき。臨機応変に動けたとき
渡邊さん:ボレーが決まったとき、イメージ通りに動けたとき

■お互いに尊敬する点は
嶋野さん:チャンスボールを逃さない。難しいボールも決めてくれる
渡邊さん:最後まであきらめないこと

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