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地域で守り育てよう 私たちの苫前商業高等学校

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北海道苫前町

「It’s 商 time!!」

9月15日(金)、16日(土)の2日間、新さっぽろサンピアザ1階「光の広場」で行われた、第12回北海道高等学校商業教育フェアに本校生徒の2年生6名が参加してまいりました。今年度は全道各地の商業高校・商業の学科設置校合わせて22校が参加し、自校開発商品や地域特産品の販売をしました。
販売実習会「苫前市場」の約1週間後ということもあり、準備の話し合いでは店舗レイアウト・広告宣伝・苫前町PRをどのように設定するか、生徒間の活発な意見交換がされていました。「苫前市場」で売れ行きが伸びなかった商品のPOPはより目立つような商品陳列をしてみたり、お客様への声掛けについても参加生徒各自のオリジナリティあふれるフレーズなど、生徒から湧き出るアイデアには驚かされました。
商業教育フェアでは、販売活動のほかに生徒交流が設けられました。生徒がデザインした缶バッヂを交換し、学校生活の様子や地域の違いなどの情報交換をして、他校生との交流を楽しんでいました。
当日、販売時間になってみると多くのお客様が流れるように入場してきました。これは「苫前市場」では経験をしなかった状況でした。生徒たちは戸惑いながらも盛況ぶりを楽しんでいたようです。また。販売だけではなく、生徒自身がお客さんとして他校の販売ブースに向かい、商品紹介の方法や店舗レイアウト・商品陳列を参考にする様子もあり、自分たちで模索することの大切さを学んでいました。
1日目の夜、ミーティングを行い、「いらっしゃいませの声が小さい」「POPの種類が足りないから今作る」「パンプキンパイが初日完売!」「~高校の売り方が良かった!」など、時間が足りないくらい感想・意見が溢れました。2日目は前日の反省を活かして、店舗設計・接客を実践していました。この日の目標は「全商品完売」です。苫商生6名全員が全力で販売活動に臨んだところ、販売時間終了の1時間前に完売し、目標を達成することができました。
この2日間を通して、次年度の「苫前市場」に向けて、販売商品の改良・店舗設計・販売計画を考えることの重要さを肌で感じました。次年度の「商業教育フェア」ではどのような生徒の活躍が見えるのか、また「苫前市場」はどのように発展していくのか、今後の生徒の成長が楽しみです。
10月28日(土)、苫前町公民館で開催された公民館フェスティバルで、今年度4回目となる「苫カフェ」を出店いたしました。
今回は、旭川高等支援学校生産技術科の生徒が焙煎したコーヒー「SkyBlue 8」を販売し、お客さんからも大変好評でした。今年度4回目ということもあり、全員が手慣れた様子でスムーズな運営がされていました。

文・写真:苫前商業高校地域連携委員 高橋 健

※写真は本紙P.6をご覧ください。

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