健康ばんざい

9／16

◆毎年6月は食育月間、毎月19日は食育の日です。
●食育とは
食育は、生きる上の基礎であり、様々な経験を通して「食」に関する知識と、バランスのよい「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践することができる力を育てるものです。食育は、子どもだけではなく、大人になってからも重要です。
農林水産省では、子どもから大人までみなさんに積極的に取り組んでほしい12の食育活動を、わかりやすいピクトグラム(絵文字)で表しています。日々の生活に取り入れやすいものから意識的に取り入れ、食を通じた豊かな生活を送りましょう。

食育ピクトグラム
※本紙P.15をご覧ください。

●野菜を毎日食べて健康を維持しましょう!
健康を維持するために1日にどれくらいの野菜を摂取すると良いかご存知ですか?令和4年7月に特定健診結果説明会で実施した野菜摂取量調査結果(回答者15名)と比較しながら紹介します。
1日の野菜摂取目安量は350g、生の状態で片手6つ分以上と言われています。調査では片手3つ分以下が100%と目安量の半分以下しか摂取できていないことが分かります(図1)。また、野菜摂取のタイミングについて、7割以上の人が夕食に取り入れているのに対して、朝食・昼食に取り入れている人は4割程度でした(図2)。そのため、朝食・昼食に意識的に野菜を取り入れることで野菜摂取量を増やすことができると考えられます。
野菜摂取量を増やす工夫の1つに、冷凍野菜があります。ねぎやもやし、きのこ等は調理しやすい大きさに切って生のまま、ブロッコリーやほうれん草は食べやすい大きさに切り、さっと茹でて水気を切ってから冷凍保存すると便利です。冷凍野菜を使用することで、下処理の時間が短縮されるため短時間で野菜を使用した料理を作ることができます。朝食のみそ汁や昼食の麺類など、今食べている料理に野菜を追加して、意識的に野菜を摂取しましょう!

問合せ：苫前町役場保健福祉課
【電話】64-2215