■おうちde苫前~たこ漁師編~
町主催の、苫前町や地場産品のPRを目的としたオンラインイベント「おうちde苫前~たこ漁師編~」が2月17日に開催され、札幌をはじめ岐阜や愛知など、道内外から15人が参加した。
イベントはデジタル田園都市国家構想交付金を活用して行われ2部構成で進行。第1部では、町内でたこ漁を営む小笠原宏一さんが自身の仕事への想いを熱く語ったほか、自ら販売を手掛けるたこ足を使用した料理の紹介も行った。参加者には小笠原さんのたこ足が届けられている。
第2部では、町内の若手農家3人が加わり、「苫前だから出来ること、苫前であるからこその幸せ」をテーマにトークセッションが行われ、時折笑いも交えながら苫前町の良さをアピールした。
参加者からは、苫前に関して様々な質問が寄せられるとともに「苫前に行ってみたい」との感想も聞こえ、今回のイベントを通して苫前町に関心を持った様子だった。
■苫前の未来を考えるまちづくり講座
苫前町公民館・未来ビジョンミーティング・北海学園大学開発研究所の共催による「過疎のまちで実践するまちづくり」をメインテーマにまちづくり講座が開催された。
講師を北海学園大学経済学部の西村宣彦教授が務め、
(1)「地方創生」10年:現状と成果
(2)コロナ禍後の地域を取り巻く状況
(3)地域の魅力とは何だろうか
(4)道内事例に見る「持続可能な地域づくり」
をテーマに講演した。
また、「持続可能な地域づくり」に関して、人口が緩やかに増加している東川町や地域の子どもたちのために奮闘している浦幌町の事例紹介を交え、人口増減の要因などの解説もおこなわれていた。
質疑応答の際には、参加した町民から様々な質問がでるなど、町の未来をより一層考えていくための有意義な講座となったようだ。
■苫前町雇用対策協議会
町内の関係機関等が連携し、労働力不足などの雇用情勢の把握や各種雇用対策の円滑な対応を推進することを目的とする苫前町雇用対策協議会(会長・福士町長)が2月19日に開催された。
関係機関等からそれぞれの雇用状況報告がされた後、国において審議されている外国人研修制度の見直しや新年度から予定している町職員の職務外での地域貢献活動への従事等について、担当課より報告が行われた。
出席した各機関の代表者からは、外国人研修生受け入れのための住居確保などの提言があり、活発な意見交換が行われた。
■地域社会貢献感謝状贈呈式
冬期間、町内の公共施設に対して社会貢献活動を行った5社へ、2月20日、感謝状の贈呈が行われた。
◇橋場産業株式会社
◇白鳥建設工業株式会社
カンガルースクールで使用する雪のすべり台の作成作業
◇株式会社安藤・間札幌支店
◇岩田地崎建設株式会社
◇株式会社堀口組
古丹別小学校の敷地内及びななかまどの館の敷地内排雪作業
■伊藤まち子氏北海道産業貢献賞受賞
産業分野で功績があった人を称える北海道産業貢献賞(農業関係功労者)に伊藤まち子さんが選ばれ、道庁での表彰を終え、2月21日、町長室へ報告に訪れた。
伊藤さんは、平成2年に就農後、女性農業者への経営改善の助言や組織活動での取組をはじめ、平成17年には指導農業士に認定、学生や道職員の研修受け入れ、担い手育成や農業・農村生活への理解醸成に尽力するなど、農業・農村の振興に貢献したことが高く評価された。
■第27回北海道子どもかるた大会
札幌市の定山渓ビューホテルで開催された第27回北海道子どもかるた大会(北海道子ども会育成連合会主催)に苫前町から中学生チームが出場した。
大会には地区予選を勝ち抜いた16チームが参加、苫前町は初戦の相手となる幌延町に敗れるも、敗者復活戦にて美瑛町に勝利する結果を残した。
■ものまねライブinとままえ
ものまねタレントの「ななみなな」さんと「レッツゴーよしまさ」さんによる「ものまねライブinとままえ」が2月17日、苫前町公民館で開催され、町内外から席を埋め尽くすほどの観客が足を運んだ。
衣装やカツラを身に着け、その人になりきる演技力と歌唱力に、会場は笑いと驚きにあふれていた。
歌の場面では、タレントの合図で合いの手を入れるなど、会場全体が一つになって大いに盛り上がった。
■セイコーマート古丹別店で防犯訓練
2月に札幌市で発生した死傷事件を受け、セイコーマート古丹別店にて不審者対応訓練及び強盗対応訓練が実施された。
非常通報装置の活用や避難後の警察への通報までの訓練、犯人が現金を奪って逃走する想定の下でのカラーボールの投てき訓練が行われた。
羽幌警察署員からは「店内のお客さんに避難を呼びかけながらも、自身の命を第一に考え避難してください」との指導があった。
■SCC「スノーホッケー」
町公民館主催の苫前町少年少女チャレンジクラブ(SCC)「スノーホッケー」が町公民館駐車場で行われ、町内の小学生が参加した。
「レッツ」というプラスチック製のミニスキーを履き、小さなボールをスティックで操作してゴールへの得点を競うもの。
一通りの練習を終えた後、小学生対大人での試合が行われ、転倒や空振りがありながらも最後には小学生チームが勝利する結果となった。
■道新杯雪中ソフトボール王座決定戦
前回開催から5年ぶりとなる第7回雪中ソフトボール王座決定戦が3月3日に開催され、周辺市町村だけでなく、新篠津村や名寄市などから15チームが参加した。
風雪が強い中での試合で、雪に足をとられ転倒する走者や深雪に紛れて打球を見失うなど、通常の試合では見ることのないプレーが行われるも、選手たちの熱量が衰えることなく熱い試合が繰り広げられていた。
※詳細は、本紙P.6~8をご覧ください。
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