■お子さんのお肌をツルツルすべすべにしましょう。
大人も共通する部分があります!(黄色の囲み以下)
○こどものお肌は…
・さまざまな刺激(服の摩擦、よだれ、おしっこやうんちなど)で乾燥や湿疹、赤みなどのトラブルを起こしやすい
・これからの季節は暑くて汗が出やすいので、汗疹も出やすくなる
○お肌がカサカサざらざらしていると…
・かゆみが出て不快感につながり、機嫌が悪くなったり、眠りが浅くなったり、授乳に集中できなかったりする(かくことで悪化する)
*かゆくても自分でかくことができない赤ちゃんは顔を抱っこしている人の服にこすりつけることがある(こすりつける=かゆいサイン)
・皮膚のバリアが弱まり、細菌やアレルゲンが体の中へ入り込み、感染や将来の食物アレルギーにつながる可能性がある
〈お肌をツルツルすべすべにするためのポイント〉
(1)お肌を石けんを使ってやさしく洗い、石けんが残らないようにしっかり洗い流す
(顔を洗うときは、目に石けんが入りそう、、、と心配かもしれませんが、顔を洗うときにおでこの方から顎に向かって洗うと、自然と目をつむるので顔も石けんで洗う)
(2)保湿はたっぷりとバリアになるように
(着替えのときやお風呂上りなど、1日2回以上が理想)
*よだれが垂れて口まわりの肌が荒れてしまうときは、授乳の後にやさしく拭いて、保湿し、バリアを作ってあげる
(3)衣服やタオルは肌触りのよいものを選ぶ
(大人の服も、抱っこするときなどにこどもの肌に触れるので、肌触りのよいものを選ぶ)
○湿疹や赤みなどの皮膚トラブルが出てきたら…
なるべく早く受診→皮膚の状態に合った治療
(薬が処方されたときは、塗るタイミングや量などを具体的に確認)
*皮膚トラブルが起きて薬で治療をしたとき、皮膚の表面がきれいになっていても、奥には炎症のもとが残っている場合があり、薬をやめて少し時間が経つとまた皮膚トラブルが起きてくるときがある
→医師に相談し、何日間薬を塗るとよいか確認し、炎症のもとから治せると良い
今回、ご紹介したポイントは研修会で学んだことの一部です。もっと詳しく知りたい方は苫前町役場保健福祉課保健係の保健師にご相談ください。また、日々、情報は新しくなっていくので、なるべく新しく、正しい情報を参考にするようにしましょう。皮膚のトラブルが起きているときは皮膚科の医師に相談しましょう。
お問合せ:苫前町保健福祉課保健係
【電話】0164-64-2215
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