■オーラルフレイル予防!!
◇「オーラルフレイル」とは?
「フレイル」とは、「健康」と「介護が必要な状態」の中間のことで、介護が必要とまではいかないけれど、様々な機能が衰えてきた状態のことです。
「オーラルフレイル」は、そのなかの「口の機能の衰え」のことです。
口は、「食べる」・「呼吸する」・「話す」・「笑う」など、生命維持や人間らしい暮らしに大切な役割を担っています。歯の噛み合わせは、「運動」や全身のバランスを保つためにとても重要です。
「オーラルフレイル」は、全身の衰えにつながるので、いつまでもいきいきと暮らすために予防することが大切です。
【食べる機能を餅つきに例えると…】
それぞれの役割分担がうまく調和することで、食べ物を飲み込みやすい形にして(咀嚼・そしゃく)、上手に飲み込むこと(嚥下・えんげ)ができます。どれか一つでも欠けると美味しいお餅ができません。
▽[つき手]咀しゃく筋
▽[杵]歯
▽[手でこねる]舌
▽[臼]口腔
▽[打ち水]唾液
↑日本口腔保健協会HPより
◇パタカラ体操に挑戦!
「パ」「タ」「カ」「ラ」の音を5回〜10回ずつ声に出すことで、食事で使う筋肉を鍛える体操です。食事前に行うことで、食事時の誤嚥やムセの予防につながります。長く続けることで徐々に効果が現れるので、継続して取り組みましょう。
言語聴覚士 北風祐子先生による「寿いきいき教室」でも行った体操です!
パ:くちびるを閉じる力をつける
タ:舌の前方への動きを鍛える
カ:舌の後方への動きを鍛える
ラ:舌の上方への動きを鍛える
〈生活のひとくふう!〉
・音読をする
・声を出して歌う
・食事をゆっくり食べる
・歯と歯ぐきをケアする
・歯医者へ定期受診する
などもオーラルフレイル予防に効果的です!
お問合せ:苫前町地域包括支援センター
【電話】0164-64-2215
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