1月12日、町公民館で20歳の集いが開催され、24名がともに二十歳の門出を祝った。
式の最後では、お世話になった先生からのビデオレターに、参加者たちは、懐かしそうに見入っていた。また、恩師が実際に会場へ駆け付け、かつての教え子の門出を祝い、当時の話で盛り上がっていた。
■宣誓
河端 伶拓さん
土田 怜奈さん
私たちは、本日ここに生涯忘れることのできない式典を迎えることができました。
今日まで、私達を温かく、時には厳しく育て、見守ってくれた両親をはじめ、多くの方々に心から感謝いたします。
私達をとりまく社会は今、非常に厳しい状況にあり、未熟な私達は幾多の困難にぶつかることと思います。
しかし、どのような困難にもくじけず、私達はこの町で学び、育んだ精神で自分を磨き、乗り越えていきたいと思います。
この意義ある日に、社会の一員としての決まりを守り、互いに助け合うことを心に銘記し、責任ある行動のもとに明日の郷土を築く担い手として、諸先輩方の御指導をあおぎながら、微力ではありますが、苫前町の発展のために努力し続けることを誓います。
■意見発表
◇村井 孝輔さん
去年の秋には小学校へ1週間の実習に行きました。私はもともと高校の教師になりたいと思っていましたが、実習で小学生とふれあい、この子供たちのためなら働きたいと強く感じました。
また教育大で学ぶ中で一番に感じるのは、今までお世話になった先生方の凄さです。教わっていた当時には分からなかった、先生方の授業の工夫や学校業務の大変さを思い知ることになりました。
まだまだ未熟ないち学生で、人間として成長しなければいけないことが沢山あります。子どもに教える立場になるために、少しでも多くの経験を積み、努力していきたいと思います。
◇松岡 泰知さん
既に自らの決めた道を邁進している方も、まだ迷い進む道を探している方も多くいらっしゃることでしょう。選択肢をどうするかにかかわらず、未来というのは不確かなものです。未来は誰にもわかりません、明日のことさえ誰にもわからないのだから、考えすぎては、立ち止まっていては何もできなくなってしまいます。
まだ自分の夢も将来もおぼろげではあります。それでも少しずつマイペースに進んで行こうと思います。そしていつか、支えてくれた方々や町の方々に恩返しをしたいと切に願います。
※詳細は、本紙P.2~5をご覧ください。
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