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〔特集〕令和4年度 決算状況(1)

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北海道苫小牧市

令和4年度決算の結果は、財政健全化法に基づく4指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)のいずれも早期健全化基準を下回りました。
また、資金不足比率においても、全ての会計で経営健全化基準を下回り、健全性を確保できました。
引き続き、健全な財政の維持に努めていきます。各会計の決算概要をお知らせします。

■一般会計の決算状況
一般会計は、私たちの生活に密着した福祉の増進や安全の確保、教育・文化の振興、ごみ処理や道路・公園の維持整備など、市政の基本となる会計です。
歳入(年度中の収入)の総額は861億4,355万円で、前年度に比べ40億1,003万円(4.4%)減少しました。歳出(年度中の支出)の総額は844億2,604万円で、前年度に比べ35億3,363万円(4.0%)減少し、差引額17億1,751万円の黒字になりました。
これは、歳入のうち国庫支出金や市債などが減少したものの、市税が8億3,916万円(3.0%)増となったことや、寄附金が6億1,357万円(52.7%)増となったことによります。
歳出のうち、主要事業費は総額221億6,102万円で、今後のまちづくりに必要な事業である道路・公園の建設・改修をはじめ、東開文化交流サロンの整備や日新町市営住宅の建設工事を行いました。
また、新型コロナウイルス感染症対策関連の事業費総額は49億5,424万円となりました。

◆市民1人当たりの決算額
市税負担額:171,978円(6,482円増加)
使われた経費:504,027円(16,466円減少)

◇主な内容
・扶助費[福祉の充実に]155,815円(14,722円減少)
・公債費[借入金の返済に]45,989円(1,928円増加)
・人件費[職員の給与などに]64,389円(1,071円増加)
・投資的経費[施設建設などに]46,023円(11,445円減少)
※金額は一般会計の決算額を令和5年3月31日現在人口167,503人で割ったもの( )は対前年比

■特別会計の決算状況
◆国民健康保険事業
加入者の保険税と国や道、市の税金を財源として病気のときなどに医療費を負担し合う制度です。令和4年度決算では、532万円を次年度へ繰り越しました。

◆介護保険事業
加入者の保険料と国や道、市の税金を財源として介護サービスを給付しています。令和4年度決算では、4億5,734万円を次年度へ繰り越しました。

◆後期高齢者医療
75歳以上の方と、65~74歳で一定の障がいのある方の医療を国民みんなで支え合う健康保険制度であり、道内市町村が加入する北海道後期高齢者医療広域連合が運営主体となっています。令和4年度決算では、7,971万円を次年度へ繰り越しました。

◇令和4年度特別会計決算状況
(単位:万円)

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