毎年10月18日は「世界メノポーズデー」です。メノポーズとは、閉経のことで、閉経前後の約10年間を「更年期」といい、世界メノポーズデーは、更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日として定められています。さらに、国内では毎年10月18日から24日までの1週間を「メノポーズ週間」として、さまざまな啓発活動が行われています。
■女性の健康と女性ホルモン・エストロゲン低下の影響
エストロゲンは卵巣から分泌され、女性の生殖機能や全身の健康を維持する上で重要な役割を果たします。40代以降、更年期でエストロゲンが急減すると、ほてりや不眠、皮膚の老化、骨粗しょう症などの症状や疾患が現れる原因となります。また、関節痛や手指のこわばりなどを訴えるヘバーデン結節にも関与しているといわれています。
◇その不調、エストロゲンの低下が原因かも?
・時々ほてり、急に汗をかく時がある
・何だかイライラする
・肩こりがひどい
・最近、疲れやすい、だるさを感じる
・手指の関節が痛む、こわばりがある(朝など)
・夜中に目が覚める、寝つきが悪い
・目が乾きやすい、目の周りがほてる
・化粧ののりが悪い、髪のハリが気になる
・時々、不安や気分が落ち込む
■相談できる女性の健康サポーターを持ちましょう!
更年期症状に当てはまる不調には、別の病気が潜んでいる場合もあります。定期的に婦人科検診を受けるとともに、気になる症状があるときは専門の医療機関への受診をおすすめします。また、右表の市内保険薬局では「女性の健康サポーター」を修了した薬剤師および医療従事者が在籍されています。女性の健康に関する相談ができますので、身近な相談窓口としてぜひ、ご利用ください。
※詳細は本紙P.27をご覧ください。
詳細:健康支援課
【電話】32-6407
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