■Interview 今月の「ひと」
王子総合病院 がん看護専門看護師
木村幸恵(きむらさちえ)さん(60)
◆苫小牧初のがん看護専門看護師
◇患者との調整役を担う
王子総合病院(若草町)の看護師木村さんは、昨年12月に苫小牧初の「がん看護専門看護師」の資格を取得。日本看護協会が認めた、卓越した実践能力を備えたスペシャリストに与えられる資格です。60歳を超えた今は、本格的に専門看護師として従事する毎日です。患者のつらい思いや治療の不安などを聴き、緩和チームや医師との調整役などを担っています。
◇40歳を過ぎて看護師に
当初幼稚園教諭だった木村さんは、育児をしながら看護の勉強をして、40歳を過ぎて看護師になりました。
10年ほど現在の病院の消化器内科病棟に勤務して、がんで苦しむ患者と接しました。その頃「緩和ケア認定看護師」資格を取得。終末期医療の先駆者の医師による「人間は最後の瞬間まで人として成長できる」という言葉に強く感銘を受けます。がん専門看護師として、患者と対峙(たいじ)したいと学びを模索します。
4年後、仕事をしながら北海道医療大学(札幌市)の大学院生として学び、実習は長期休暇を充てるなど努力を重ねます。コロナ禍で実習が困難になりながらも、4年で修士課程を修了しました。
◇これからも真摯(しんし)に寄り添って
10月から念願だった「がん看護サポート外来」がスタートしました。「がんと共に生きている方の力に少しでもなれたら」と、新たな思いが募ります。
資格取得は「職場や家族の支えがあったから」と周りへの感謝も話します。これからも「真摯に患者さんに寄り添うことを大事にしていきたい」と、木村さんは意欲を語っていました。
■とまこまい検定
Q:〇に当てはまる言葉は?
A:パリ2024オリンピックの活躍で、郷土貢献者特別表彰を受けた〇〇〇さん
応募方法:11月30日(土)までに答え、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、広報とまこまいへのご意見・感想を記載し、はがき(消印有効)または本紙P.30の二次元コードで
宛先:〒053-8722 旭町4-5-6 秘書広報課 広報担当
応募は1人各月1回まで。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。
◎抽選で5人に熟成干し芋黄金紅はるかプレゼント!
◆前月号の答えは
有害
■簡単!時短!朝食レシピ
◆たらことしらすの和風トースト
調理時間:約10分
◇材料(1人分)
・角食パン…1枚
・スライスチーズ…1枚
・しらす…約15g
・たらこ…約10g
・のり…1/4枚
・大葉…1枚(お好みで)
◇作り方
(1)パンにスライスチーズ、しらす、たらこを乗せてトースターで4~5分焼きます。
(2)焼き上がったらのりと、お好みで大葉の千切りをトッピングして完成。
◇ここがPoint!
市販の明太子ソースなどを使ってもおいしくいただけます。
また、焼き上がったあと6等分くらいにカットすると食べやすくなります。
■投稿大募集!
広報とまこまいでは、「わたしの好きな苫小牧」などがテーマの投稿を随時募集しています。選ばれた作品は、広報とまこまい「とまこまい市民ギャラリー」のコーナーに掲載させていただきます!
募集項目:上記をテーマとした写真、川柳、絵手紙、イラスト
応募方法:応募作品とともに、(1)住所、(2)氏名、(3)年齢、(4)電話番号、(5)タイトル(作品名)、(6)作品コメント(ひとこと)、(7)ペンネーム(希望の方)を明記し、Eメールまたは郵送で
宛先:
【メール】kohokanri@city.tomakomai.hokkaido.jp
〒053-8722 旭町4-5-6 秘書広報課 広報担当
※投稿作品は返却不可
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