文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】令和5年度 決算状況(1)

1/33

北海道苫小牧市

令和5年度決算の結果は、財政健全化法に基づく4指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)のいずれも早期健全化基準をクリアしました。
また、資金不足比率においても、全ての会計で経営健全化基準をクリアしました。
引き続き、健全な財政の維持に努めていきます。
各会計の決算概要をお知らせします。

■一般会計の決算状況
一般会計は、私たちの生活に密着した福祉の増進や安全の確保、教育・文化の振興、ごみ処理や道路・公園の維持整備など、市政の基本となる会計です。
歳入(年度中の収入)の総額は918億7,945万円で、前年度に比べ57億3,590万円(6.7%)増加しました。歳出(年度中の支出)の総額は905億4,077万円で、前年度に比べ61億1,473万円(7.2%)増加し、差引額13億3,868万円の黒字になりました。
これは、歳入のうち市税は6,468万円(0.2%)の微増でしたが、市債が14億5,525万円(32.0%)増となったこと、地方交付税が9億5,403万円(11.4%)増となったこと、財産収入が5億7,389万円(120.7%)増となったことおよび寄付金が3億4,478万円(19.4%)増になったことによります。
歳出のうち、主要事業費は総額270億9,622万円で、今後のまちづくりに必要な事業である道路・公園の建設・改修をはじめ、樽前小学校やウトナイ小学校の増改築事業を行いました。
また、新型コロナウイルス感染症対策および物価高騰対応関連の事業費総額は44億1,191万円となりました。

◆市民1人当たりの決算額
◇市税負担額
173,826円(1,848円増加)

◇使われた経費
545,114円(41,087円増加)

◇主な内容
・扶助費[福祉の充実に] 166,707円(10,892円増加)
・公債費[借入金の返済に] 46,332円(343円増加)
・人件費[職員の給与などに] 62,641円(1,748円減少)
・投資的経費[施設建設などに] 65,674円(19,651円増加)
※金額は一般会計の決算額を令和6年3月31日現在人口166,095人で割ったもの( )は対前年比

■特別会計の決算状況
◆国民健康保険事業
加入者の保険税と国や道、市の税金を財源として病気のときなどに医療費を負担し合う制度です。令和5年度決算では、537万円を次年度へ繰り越しました。

◆介護保険事業
加入者の保険料と国や道、市の税金を財源として介護サービスを給付しています。令和5年度決算では、2億9,922万円を次年度へ繰り越しました。

◆後期高齢者医療
75歳以上の方と、65~74歳で一定の障がいのある方の医療を国民みんなで支え合う健康保険制度であり、道内市町村が加入する北海道後期高齢者医療広域連合が運営主体となっています。令和5年度決算では、8,286万円を次年度へ繰り越しました。

◆令和5年度特別会計決算状況(単位:万円)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU