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令和6年度の予算が決まりました(3)

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北海道苫小牧市

■令和6年度 予算の特徴
◆令和6年度 予算
1,449億940万円
(単位:千円)

◆市民生活に配慮しつつ、主要施策を重点化した予算編成
物価高騰などの社会経済情勢や国の政策動向を踏まえ、市民生活に配慮しつつ、「苫小牧市総合計画第7次基本計画」と「みらいへつなぐ予算~子ども・子育て応援、人口減少社会対策~」に基づく施策を重点化し、予算を編成しました。

◆一般会計は7.1%の増、特別会計は0.9%の減、企業会計は4.1%の増
今年度の一般会計の予算は883億1,000万円で、前年度より58億7,600万円の増額となりました。
特別会計予算は、337億5,285万円で、前年度より2億9,989万円の減額となりました。これは、介護保険事業の保険給付費が減額となることなどによるものです。
企業会計の予算は、228億4,655万円で、前年度より8億9,793万円の増額となりました。これは、病院事業の材料費が増額となることなどによるものです。

◆一般会計の予算内訳

■令和6年度 一般会計の歳入と歳出の特徴
◆歳入
◇市税は5億3,108万円の減
歳入の根幹である市税は、前年度予算額288億6,420万円に対し、今年度予算額が283億3,312万円となり、5億3,108万円の減額となりました。
これは、市民税が約3億5,757万円の減額、固定資産税が2億7,590万円の減額となることなどを見込んでいます。
市税の収納率については滞納整理など積極的に取り組み、令和4年度は96.9%となっており、今後も収納体制の強化に努め、さらなる収納率の向上を目指します。

◇市債は22億1,520万円の増
主に建設事業を行うために借り入れる市債は、世代間負担の公平性の確保とともに大型事業実施の当面の財源として有効な手段です。ただし、市債の返済金である公債費の増加は、財政硬直化の要因となるため、慎重な判断が必要となります。
今年度は、苫小牧市民文化ホール整備運営事業などにより、前年度に比べ22億1,520万円の増額となりました。
なお、今年度末の市債残高は、前年度から約1億5,385万円減の約880億1,260万円を見込んでいます。

◆歳出
◇人件費は約1.9%の増
市職員の給与、退職金、議員や委員の報酬などの経費である人件費は、前年度比1.9%増の約2億91万円の増額となりました。

◇扶助費は約2.8%の増
高齢者・児童・生活困窮者などを援助するための経費である扶助費は、前年度比2.8%増の約6億9,023万円の増額となりました。

◇公債費は約4.4%の増
施設建設などのために借り入れた市債を返済する経費である公債費は、前年度末で返済終了となる市債額を、返済開始となる市債額が上回ったことなどの影響で、前年度比約4.4%増の約3億4,095万円の増額となりました。

◇普通建設事業費は約32.8%の増
学校、道路、公園などの整備を行うための経費である普通建設事業費は、全体として前年度比約32.8%増の約30億6,468万円の増額となりました。これは、苫小牧市民文化ホール整備運営事業や樽前小学校改築事業の建設事業などの大型事業費が増額したことによるものです。

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