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自治体の皆さまへ

市政方針(3)

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北海道苫小牧市

◇2 ゼロカーボンシティの実現と産業競争力の強化
ゼロカーボンシティの実現に向けましては、環境衛生部にゼロカーボン推進室を新設し、全庁一丸となって取組を強化してまいります。
取組の大きな柱の一つとして、申請を重ね選定に至った脱炭素先行地域の計画がスタートします。産業部門のゼロカーボン化を民生部門に波及させ、地域課題の解決に向けたモデル事業となるよう、着実に取組を進めてまいります。
また、再生可能エネルギーの適正な導入を目的とした条例やガイドラインを策定し、生活環境や自然環境との調和に向けた整備を促進してまいります。
民生部門の取組としては、ZEHや省エネ・再エネ機器の導入に対する支援を継続するほか、2年目となる“ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦!”の各種イベントや出前講座などを通じて、まちぐるみでゼロカーボンシティの実現に取り組む機運を醸成してまいります。
さらには、市有施設における照明のLED化や太陽光発電の導入に率先して取り組むほか、昨年、試験的に導入した電気自動車とソーラーカーポートの寒冷地における運用を継続するなど、ゼロカーボンの取組を効果的に啓発し、市民に普及するよう努めてまいります。
企業立地の促進につきましては、苫東地域をはじめとした広大な産業用地、物流の利便性、冷涼で安定した気候などをPRし、ものづくり産業や物流関連産業の更なる集積を図るとともに、本市への進出が決定した大規模データセンターなどのデジタル関連産業や半導体関連産業の誘致に積極的に取り組んでまいります。
また、本市において既に検討が進んでいる先進的CCS事業や、再生可能エネルギーの導入促進、水素など次世代エネルギー拠点の形成、カーボンリサイクルなどの取組を地元企業と連携して進め、ゼロカーボンシティの実現を目指すとともに産業競争力の強化に取り組んでまいります。

◇3 都市再生コンセプトプランの具現化
まちの魅力を創造する上で必須となる都市再生コンセプトプランの具現化に向けましては、目標としている交流人口の増加を目指し、苫小牧駅周辺ビジョンに示す都市機能の導入を促進するとともに、旧サンプラザビルの対応を含めた駅前の再整備に向け、JR北海道との合意事項を踏まえた具体的な取組を進めてまいります。
また、市内に点在する魅力資源を活用し、来訪を促進する事業を展開することにより、まちなかのにぎわいを創出するほか、産業拠点都市としての特徴をいかしたMICEの誘致に取り組んでまいります。
スマートシティの推進に向けましては、苫小牧市スマートシティ官民連携協議会と連携し、医療や交通など様々な分野においてデジタル技術等の活用を図ることにより、地域課題の解決や市民生活の質の向上、行政手続きの効率化に取り組んでまいります。
また、とまこまい版MaaS構想の策定を進め、利便性と質の高い将来の交通サービスの実現を目指すとともに、昨年実施した自動運転バスの実証運行に引き続き取り組んでまいります。

■主要施策
(1)共に支え合い健やかに暮らすまち
(2)明日を拓く力みなぎる産業のまち
(3)学ぶ喜びがあふれる文化の薫るまち
(4)自然と環境にやさしいまち
(5)安全・安心で快適に暮らすまち

◎掲載内容は要約です。全文は市役所2階市民情報コーナー、各出張所、市HPでご覧になれます。
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※二次元コードは本紙P.7をご覧ください。

詳細:政策推進課
【電話】32-6039

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