~はじめに~
『竜巻の予兆や情報は見逃さないようチェックしましょう』
竜巻とは、積乱雲に伴い発生する、激しい渦巻きのことを指します。日本では、季節を問わず全国で発生しており、台風や寒冷前線等、積乱雲が発生しやすい気象条件では竜巻が発生しやすくなります。竜巻は、短時間で狭い範囲に集中して大きな被害をもたらすため、竜巻の予兆や竜巻に関する情報を見逃さず、適切な避難行動をとることが重要です。
泉 政秀 防災監
◇屋外にいるとき
・近くの頑丈な建物に避難する。
・頑丈な構造物の物陰に入って身を小さくして、頭と首を守る。
・車庫、物置、プレハブには避難しない。
・倒壊する可能性があるため、電柱や太い樹木に近づかない。
・飛来物に注しかく意する。
◇屋内にいるとき
・雨戸やシャッターを閉める。
・窓やカーテンを閉める。
・窓から離れる。
・建物の1階(最下階)に移動する。
・家の中心部に近い、窓のない部屋に移動する。
・丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭と首を守る。
■竜巻の予兆
次のような状況になると竜巻の発生するような発達した積乱雲が近づいてくる可能性があります。
・真っ黒い雲が近づき、周辺が急に暗くなる。
・雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする。
・ヒヤッとした冷たい風が吹き始める
・大粒の雨や雹(ひょう)が降り始める。
→竜巻に関する情報に注意して、屋内に避難する準備を始めましょう。
■竜巻が身近に迫った時の特徴
・雲の底から地上に伸びるろうと状の雲を見た。
・ごみや枯葉等が筒状に舞い上がるのを見た。
・いつもと違うゴーという音がした。
・気圧の急激な変化で耳に違和感を感じた。
→あなたの身に危険が迫ってます。すぐに避難行動をとってください。
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:総務課企画防災対策室防災係
【電話】55-7534(直通)
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