湯里地区蒸気噴出

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6月29日午前11時30分頃、湯里地区において、三井石油開発(株)が実施する地熱資源の調査エリアでの掘削工事中、地中から水蒸気が噴出しました。
事業者は水蒸気の成分や、白濁した河川の状況、農業関係の影響について、連日調査と対応等を行っております。
町では事業者と連絡を密にしながら町民への情報提供や農業用水の取水制限の対応、また、健康被害の対策として健康被害相談窓口を開設しています。
7月4日には事業者が山村開発センターを会場に「住民説明会」を実施しております。事業者からは有毒ガスの測定結果や、河川の水質調査の実施状況、今後の対応について説明が行われております。
なお、水質検査の結果を基に関係機関で協議が行われ、7月5日以降、農業用水の取水制限は随時解除されております。
7月7日に蘭越町議会議員全員協議会が開催され、今回の蒸気噴出に関わる説明を事業者から議員へ行われました。
また、協議会の冒頭に金町長から三井石油開発(株)へ白濁処理水の排水対応について抗議を行いました。