蘭越高校通信 vol.093

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■幅広い職業観を養う
異なる職業の講師陣が集まる座談会形式の進路学習を行いました。
生徒は自分の興味のある講師の元に集まり、実際の現場経験や専門知識について話を聞きます。
この日は、接客業、保育士、公務員、製造修理業、介護士といった多様な職業の講師からの話を通じて、職業についての理解を深めることができました。
座談会では参加者同士の交流や意見交換も行われ、より多角的な視点からの学びが得られました。自身の興味に焦点を当てながら、講師との対話を通じて職業観を養うことができた貴重な経験となり、進路を考える上での新たな視点を獲得したようです。

■避難行動を身に付ける
避難訓練は、緊急時に備えて安全な避難行動を身に付けるための重要な活動で、参加者の安全確保と特別なニーズへの配慮が求められます。全体が安全かつ確実に避難するには、適切な案内と説明、特別なサポート、避難を誘導する人員配置、周囲とのコミュニケーションなどが重要であることを学びます。
訓練終了後、消防署長さんからは、火災への対応手順の確認、火災予防の啓発、訓練の振り返りと充実などのお話をいただきました。
これらの取組により、参加者は緊急時に適切な行動を取れる能力を身に付けることができました。
「災害時には、自らの安全は自ら守る」という防災の基本を理解し、防災意識の向上に繋げることができました。

■授業公開で地域と繋がる
6月20日から3日間の日程で、保護者や地域の方々に教育の場を広く開放する「授業公開」を行いました。この取組は、学校の透明性と地域とのコミュニケーションの促進を目的として行われており、今回は60名の皆様にご参観いただきました。
授業公開は、学校と保護者や地域の方々とのコミュニケーションを深める貴重な機会です。参観者の皆様には、学校の教育内容や指導の工夫について直接体験していただき、より身近に本校を感じていただくとともに、本校への期待をお聞かせいただければと考えているところです。
今後も学校と地域の連携を深め、充実した教育活動を進めていくためにも、次回の授業公開にはどうぞお気軽にご参加ください。