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海洋プラスチックの正体を探る

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北海道蘭越町

「海洋プラスチックゴミ」は良く耳にする機会は増えてきましたが、プラスチックゴミが、どのような種類かについて調べられる機会は少ないと思います。
貝の館では、プラスチックゴミに特殊な光を照射して、その波長からプラスチックの種類を特定できる装置を導入して、海洋プラスチックゴミに関する体験型の企画展を開催しています。
例えば、図1の海洋プラスチックゴミを装置で調べると、図2のような波長が得られました。この波長から、プラスチックの種類を調べると、ポリエチレンであることが解りました。さらに、劣化具合から、おおよそ10年間、海洋を漂流したことも判りました。
最新の海洋プラスチックゴミの研究では、日本近海の海洋プラスチックゴミは、平均で0~3年間漂流しているそうです。漂流の過程で、様々な物質が付着して浮力を失ったプラスチックゴミは海底に沈みます。
この機会に、海洋プラスチックゴミについて学習してみませんか。

※図につきましては、本紙をご覧ください。

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