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自治体の皆さまへ

湯里地区蒸気噴出

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北海道蘭越町

6月29日午前11時30分頃、湯里地区において、三井石油開発(株)が実施する地熱資源の調査エリアでの掘削工事中、地中から水蒸気が噴出しました。
事業者は水蒸気の成分や、大気中のモニタリング、河川等の水質検査、農業関係の影響について、連日調査と対応等を行っております。
町では事業者と連絡を密にしながら町民への情報提供を行い、水道水の水質検査や、農業用水の安全性、また、健康被害の対策として健康相談窓口を開設しています。
ニセコアンベツ2号川(上記写真)は、水蒸気噴出後、白濁しましたが、現在は目視で透明です。
また、蒸気噴出の状況(下記写真)についても、櫓(鉄骨で高い建物)がくっきり見えるまで弱まっていることが写真で確認できます。
7月11日に金町長が経済産業省北海道経済産業局を訪問し、北海道経済産業局長「岩永正嗣」氏等と面談しました。
7月13日には金町長が中村衆議院議員、北海道土屋副知事と共に経済産業省及び環境省を訪問し、経済産業大臣「西村康稔」氏等と面談し、蒸気噴出の早期収束に向けた対応に係る協力を要請しました。
7月18日及び7月25日に三井石油開発(株)が主催の蒸気噴出対策連絡会議が開催され、今回の蒸気噴出に関わる説明が事業者から出席者へ行われました。
連絡会議の目的は、迅速な事態収束と地域住民の不安を解消し、関係者間での連携強化を図ることとされています。
また、内容としましては、事業から噴出抑制方法、濁水流出抑止策、モニタリング結果等の周辺環境状況について説明があり、出席者より意見や要望が寄せられました。
※写真につきましては、本紙をご覧ください。

◆こころの健康相談窓口
▽倶知安保健所健康推進課健康健康支援係
【電話】0136-23-1957
受付時間:月曜日から金曜日 午前9時から午後5時

▽北海道立精神保健福祉センター
【電話】0570-064-556
受付時間:
・月曜日から金曜日 午前9時から午後9時
・土日祝日 午前10時から午後4時

◆蘭越町特設ホームページ
※本紙の二次元コードをご参照ください。

◆蘭越町健康被害相談窓口
▽保健福祉センター内健康推進課健康づくり対策係
【電話】57-6969または【電話】55-8525
受付時間:月曜日から金曜日 午前8時45分から午後5時30分

◆三井石油開発株式会社ホームページ
※本紙の二次元コードをご参照ください。

■蒸気噴出の抑制対応について様々な方からご支援・ご協力をいただいております!
▽株式会社セコマ様 北海道電力株式会社様からの飲み物寄贈
7月5日、株式会社セコマ(代表取締役社長 赤尾洋昭氏)から、7月18日、北海道電力株式会社(代表取締役兼社長執行役員 齊藤晋氏)から、蒸気噴出に係る抑制対応に携わる方に対し、飲み物の寄贈を受けました。

▽北海道経済産業局からのリエゾン派遣
蒸気噴出事故対応といたしまして、現在、北海道経済産業局より「リエゾン」として職員が派遣されています。
リエゾンとは有事の際や発生するおそれのある自治体へ派遣され、喫緊の状況や支援ニーズをつかみ、円滑な情報共有を図ることで迅速な対応や支援を可能とする自治体との太いパイプ役です。

▽蘭越町内の農家さんからメロンの寄贈
7月21日、蘭越町内の農家さんから、蒸気噴出に係る抑制に携わる方に、メロンが寄贈されました。
表面に細かい網目模様が入るメロンで、皮は薄く果肉はオレンジ色で肉厚です。
果肉はとてもジューシーで甘く瑞々しいです。
例年どおりの出来栄えに、感動しつつ、関係者で美味しくいただきました。

▽JOGMECの技術支援
JOGMECより事業者である三井石油開発(株)へ技術支援を行っています。
JOGMECとは独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構の略称であり、経済産業大臣を主務大臣とする独立行政法人であります。
主に石油・天然ガスや金属資源の炭鉱・開発プロジェクト等を行っており、豊富な知識を有する機関です。

今後も皆様に少しでも安心していただけるよう、1日でも早い事態の収束に向け関係機関と協力して対応して参ります。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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