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吉国地区に森ノ醸造所建設~らんこし米でスパークリング日本酒~

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北海道蘭越町

2月27日(火)、蘭越町民センターにおいて、山梨県北杜市の酒造会社「森ノ醸造所」(北原亮庫代表取締役)が町内吉国地区に「らんこし米」を原料としたスパークリング日本酒の醸造所を建設する旨の記者発表を行いました。
発表には、北原代表に加え、蘭越町と北原さんを結び付けていただいた、シミックホールディングス(株)中村和男代表取締役CEOと金町長も同席し、テレビや新聞社など8社の報道機関が参集し、取材を受けました。
醸造所の建設は今年4月に着工し、来年10月にもらんこし米を使った発泡性が特徴の「スパークリング日本酒」の醸造を予定しています。
醸造を手掛ける北原さんは山梨の銘酒「七賢」などを製造する「山梨銘醸」で10年以上、醸造責任者を務め、日本酒の数々の賞に輝いた新進気鋭の醸造家です。
醸造施設は2階建て延べ1,100平方メートルで、物販や試飲スペースも設ける予定になっています。総事業費はおよそ7億円で施設完成後、本社を蘭越に移す予定です。
また、日本酒醸造は酒米を使うことが一般的ですが、本醸造所では「ななつぼし」を原料に使うこととしており、北原さんによると、うるち米でも技術で世界に十分通用するお酒を造ることができるそうです。ただし、ななつぼしは有機栽培によるものを原料とする予定で、今後の原料供給に向け支援体制を整えていく必要があります。
最大生産能力は60キロリットル、5種類の製造を計画しており、価格は720ミリリットル入りで平均1万円を想定、町民向けのお求めやすい価格の製品も用意されるとのことで、初年度の売り上げは1億4千万円を見込んでいるそうです。
米どころ蘭越において、日本酒の醸造所は、夢と希望の持てる町民期待の施設となります。
町では、特産品として、ニセコエリアで世界に勝負できるお酒にしていくためオール蘭越で協力を行うこととしています。

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