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自治体の皆さまへ

生涯楽習情報コーナー『こぶしにまなぶ』No.358

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北海道蘭越町

こぶしは蘭越町の花木です。大自然の中でたくましく育つこぶしに学びましょう。

■家庭教育通信その(35)
◇ナカヤの子育て相談~2,000人の親御さんから学んだこと~
今月号のテーマ 思春期、子どもが「悪いこと」をしてしまった時は
NPO法人 お助けネット 代表 中谷通恵(なかやみちえ)さん

相談:小学校高学年です。複数の友達と一緒に、お店の商品を万引きしてしまいました。ウチの子は、おとなしいので断れなかったのだと思います。親として大変ショックで感情を抑えきれません。
どう子どもに接したらよいかアドバイスをお願いします。(他地域の事例です)

回答:
・思春期は、大人よりも同年代の友だちに認められたい気持ちが強くなり、また悪いことだとわかってもやってみたい時期でもあります。ただ実際に我が子のことになると大変ショックを受けるのもわかります。
・万引き・いじめ・ネットでの悪ふざけ・喫煙や飲酒など、学校などから報告を受けると、「どうしてそんなことを」「友だちに誘われたからだ」「内申点に影響したら…」「親として恥ずかしい」など、様々な感情が起こり、親としての自信を失くしてしまうものです。
・でも思い出してみましょう。「悪いこと」の軽重に差はあっても、このような思春期の経験は、多くの大人が通ってきたのではないでしょうか?実は、子どもが「悪いこと」をしてしまった時の親の言動が、その後の子どもの人生に大きな影響を与えることが示唆されています。

★一番親としてしてはいけないのは、人(友だち)のせいにしたり、「誰にも言うんでないよ」と隠したりすることです。そうすることで、反省の機会が奪われてごまかすことを覚え、合わせて「自分は悪い人間だ」という気持ちにけりを付けられずに、後の人生で同じような非行に走りやすいことがわかっています。
☆親として腹をくくってとってほしい言動は…
(1)親の気持ちを真剣に伝える(暴言や暴力など怒りに任せるのは逆効果)…「父さんと母さん、こんなに悲しいことはないぞ」
(2)迷惑をかけた相手に子どもと一緒に謝罪する…親の謝罪の姿を見せることで、子どもにしっかりとした反省の気持ちが生まれます
(3)その後は「悪いこと」を蒸し返したりせず、コミュニケーションを増やす…子どもが淋しかったり自己肯定感が落ちている時に「悪いこと」をしがちです。家庭が温かい場所になるように心がけていきましょう。

◇相談募集中
子育てなどでお悩みがありましたら、中谷さんに聞いてみましょう!
中谷さんに聞いてもらいたい相談などがありましたら、町民センター内生涯学習係へお訪ねください。
なお、回答につきましては、「こぶしにまなぶ」紙面上での回答になりますので、ご了承願います。

・令和6年2月5日から11日までスロベニア(ヨーロッパ)で2024FISノルディックジュニア世界選手権(ノルディックコンバインド)が開催されました。
日本代表として、蘭越町字三和出身の池田葉月さん(札幌日大高校3年)が出場し団体スプリントで女子金メダル、混合団体で銀メダルを獲得いたしました。なお、大会で着用したビブスと盾・写真を総合体育館にて展示しております。

・令和6年2月6日から9日まで長野県野沢温泉村で第61回全国中学校スキー大会(アルペン競技)が開催されました。
佐々木里和子さん(蘭越中1年)が女子大回転に出場し5位入賞と活躍されました。
佐々木さんは、令和6年3月23日から27日まで長野県上田市で開催されるJOCジュニアオリンピックカップ2024(アルペン競技)にも出場します。

・JOCジュニアオリンピックカップ2024(クロスカントリー競技)が3月6日から10日まで名寄市で開催されました。
蘭越クロスカントリースキー少年団から高橋詩喜君(昆布小6年)、河野くりあさん(昆布小6年)、三上寛太朗君(昆布小5年)、上元心晴君(蘭越小5年)、初山諒丞君(蘭越小5年)、山岡璃心さん(蘭越小5年)、初山友杏さん(蘭越中1年)の7名が出場しました。
また、令和6年3月23日から27日まで長野県上田市で開催されるJOCジュニアオリンピックカップ2024(アルペン競技)に八木橋乙葉さん(蘭越小6年)が出場いたします。

■みんなの成績掲示板
第45回蘭越町スキー連盟杯クロスカントリースキー大会兼第70回蘭越町スキー大会(2/10総合運動公園野球場特設距離コース)
長生スポーツクラブ室内スポーツ(2/22蘭越町民センター)
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

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