令和6年度 町政執行方針(6)

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◆「健全な行財政運営の推進と自立するまちづくり」について
5点目は、健全な行財政運営の推進と自立するまちづくりです。
町民主体の将来にわたって安定的な行財政運営により、町内外の人が住み続けたいと思うまちを目指し、次のことに取り組んでまいります。

(1)自治基盤の構築についてです。
「第6次蘭越町総合計画」については、まちの将来像やビジョンを明確にし、取組を進めておりますが、現時点における社会情勢や国の制度の動向等を踏まえ、中間年度である本年度に見直しを行うため、本計画の重点施策である「第3期蘭越町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定と併せて、後期計画を策定してまいります。
広報活動として実施している町政懇談会やお茶の間懇談会につきましては、町民との対話を重視した内容で、引き続き開催してまいります。
また、「町長の出前講座」については、時代に即したテーマを設定し、小・中学校の要望も考慮しながら実施してまいります。
引き続き、高校生が町政や町議会に対する関心を高める取組として「高校生模擬議会」を開催してまいります。
毎月発行しております「広報らんこし」については、町内の話題や町民の各種活動、行政情報の周知等、一層の紙面充実を図ってまいります。
また、町の出来事や防災情報の周知も含め、行政通信システムやホームページ、公式フェイスブックのほか、本年度からはインスタグラムも活用し、迅速な情報提供に努めてまいります。

(2)移住・定住の促進についてです。
移住・定住支援対策については、新たな移住支援条例に基づき、町外からの転入に伴って生じる費用や新築又は中古住宅の取得、加えて購入住宅の改修、取り壊し、建て替え等に係る費用の助成を行い、移住者が本町に永く定住できる環境を支援してまいります。
また、地域おこし協力隊を活用して、大都市で開催される移住・定住フェアへの出展や移住相談マッチングサイトへの情報掲載、オンラインによる移住相談を引き続き実施し、移住人口及び関係人口の創出に努めてまいります。

■II　蘭越町各会計予算案

■III　むすび
以上、令和6年度の町政を執行するに当たり、重点的な取組方針と予算概要等について、所信の一端を申し上げました。
町民の皆さんとの対話を重視し、共に町政を推進することを基本スタンスとして、職員と共に行政運営を進めてまいります。
なお、施策推進を図る上で、議会に御相談しなければならないことや、北海道町村会、後志地方総合開発促進期成会、あるいは各種団体等を通じて、国や関係機関へ要請しなければならない事象が生じた場合につきましては、都度、迅速に対応してまいります。
議員の皆様と町民の皆さん、加えて関係機関各位の一層の御理解と御協力を重ねて心からお願い申し上げまして、町政執行方針といたします。