姉妹まちからのお便り ～高知県津野町～

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◆訓子府の子どもたちと屯田兵の碑を見学
訓子府町の児童4人が交換留学生として訪問中の8月1日に、北海道と津野町の交流の歴史を伝える時間として屯田兵の碑を見学しました。
樺の川地区の棚田は、谷沿いの急斜面に石を積み上げて作られ、北海道の広い平野ではまず見られないものです。
この樺の川地区の上に、「屯田兵の碑」と人々から呼ばれている石碑があります。この碑は樺の川出身の大﨑国太郎氏の慰霊碑で経歴も彫り込まれており、「北海道」や「屯田兵」の文字を通して、国太郎氏が明治27年、北海道空知郡へ屯田兵として向かったことが記されています。
津野町からの北海道移住は明治23年に受けた台風被害を機に盛んになっていきましたが、国太郎氏のように屯田兵として北海道へ向かった人々も相当数に含まれています。
130年前より始まった北海道との交流の歴史を、現代の子どもたちに伝える貴重な機会となりました。