11月は「労働保険未手続事業一掃強化期間」

9／28

～一人でも雇ったら、労働保険(労災保険・雇用保険)の加入を～

「労働保険」とは、業務または通勤していて負傷などを負った労働者に対して補償を行う労働者災害補償保険(労災保険)と労働者が失業した際に、生活の安定などを図る雇用保険により構成される制度で、労働者の福祉の向上を目的としています。
労働保険は、政府が管掌する強制保険であり、労働者(パート・アルバイト含む)を一人でも雇用していれば、原則として業種・規模を問わず労働保険の適用事業となり、事業主は加入手続きを行い、労働保険料を納付しなければなりません。
労働保険制度は、小規模零細事業を中心に、相当数の未加入事業所が存在しており、労働保険制度の健全な運営、労働者の福祉の向上などの観点から極めて重要な課題となっており、早急な解消が求められています。
このため、厚生労働省では「未手続事業一掃対策」として、11月を「労働保険未手続事業一掃強化期間」とし、各種事業主団体、個別事業主へ自主的な手続きを促していますので、労働保険への加入をお願いします。

問合せ：
厚生労働省労働基準局労働保険徴収課適用係【電話】03-5253-1111
北海道労働局総務部労働保険徴収課【電話】011-709-2311