特集 「そのとき」に備える

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これからの季節に増加する大雨や台風などの風水害、さらに地震は、どこでも発生する可能性のある自然災害ですが、気象情報の入手など、早めの対策を行うことで、被害を軽減することができます。
9月1日の「防災の日」は、風水害や地震などの被害を最小限に食い止めるため、日常の備えの大切さを再確認する日です。
平成30年に発生し、北海道に甚大な被害をもたらした胆振東部地震など、災害の記憶を風化させないためにも、身を守るための行動や今できること、日ごろからの備えについて考えることが大切です。

◆災害時の3つの助け
一人一人が「自分の命は自分で守る」「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識を持ちましょう。
(1)自助(自分と家族)…一人一人が自分の安全を守る
(2)共助(地域・町内会)…地域や身近にいる隣近所が助け合う
(3)公助(行政機関)…国や町、消防などの行政機関の取り組み

◆確認‼非常時持出品リスト
※下記以外で必要なものは各自で確認しておきましょう。
・懐中電灯
・乾電池
・救急箱
・持病の薬
・携帯ラジオ
・携帯電話
・飲料水
・貴重品(現金、預金通帳、印鑑、保険証、免許証など)
・缶詰、レトルト食品などの非常食
・タオル
・衣類

◆備蓄品リスト
・レトルト食品、アルファ米
・インスタントラーメン
・飲料水(1人1日3ℓ)
・給水用ポリタンク
・紙皿、紙コップ、箸
・カセットコンロ、カセットガスボンベ
・ランタン
・ラップフィルム
・ティッシュペーパー
・ウエットティッシュ
・簡易トイレ
・水のいらないシャンプー
・マスク
・ビニール袋
・ロープ、工具セット
・長靴
・ほうき、ちりとりなど

◆9月1日「防災の日」　防災の大切さを再確認しましょう
内閣府から「避難情報に関するガイドライン」が令和3年5月に公表され、その方針に沿って町や気象庁などから発表される防災情報を用いて住民の皆さんがとるべき行動を直感的に理解しやすくなるよう、5段階の警戒レベルを明記しています。

◆LINE町公式アカウントで防災・災害情報を
9月1日からLINE町公式アカウントが開設されました。その中で、災害時などに利用できる機能を紹介します。
※LINE町公式アカウントに関する詳しい内容は、今月号広報10ページから11ページをご覧ください。

◇「サポートメール@防災くんねっぷ」で配信している情報をLINEにも
これまでは、町の防災、災害時などの緊急を要する情報が、携帯電話やスマートフォンなどの電子メールで確認できる登録制のメール配信サービスのみでしたが、LINEからも同様の情報が配信されますので、町公式アカウントを「友だち追加」して、ぜひご登録ください。
スマートフォンなどで本紙QRコードを読み取ることで「友だち追加」できます。

◇LINEを使用して災害などによる被害場所を町に通報できます
LINEを活用して、大雨などの災害による被害を受けた場所を通報することができるようになりました。
公式アカウントのメニュー画面で通報ボタンを押すと、5つの項目((1)災害(2)道路損傷(3)河川(4)公園(5)除雪)で町に知らせることができます。
通報時には、スマートフォンなどのカメラを使用して、実際の被害状況の写真やGPS機能を活用した位置情報を送信することで詳細な被害状況を町に知らせることができます。
LINEの仕様上、通報を受けた被害状況に対して、個別に回答することができません。
また、LINE通報システムでは、個人宅などの被害については想定していませんので、通報はご遠慮ください。

通報方法：
(1)通報の各項目から該当する内容の「通報をはじめる」をタップ
(2)被害場所の写真を撮影し、撮影日を入力
(3)被害場所の位置情報を送信
(4)詳細な被害の状況など補足事項を町に報告できます

◆シェイクアウト訓練を実施します
9月1日(金)午前10時
町では、北海道が実施する「北海道シェイクアウト訓練」に合わせて、午前10時から約1分間、消防のサイレンを合図に地震を想定したシェイクアウト訓練(安全行動訓練)を町内一斉に行います。
サイレンが聞こえたら、それぞれの家庭や学校、職場で机の下に隠れるなどの安全行動訓練を実施し、防災対策の確認をしましょう。

◇安全行動(1)-(2)-(3)
(1)まず低く　DROP!
(2)頭を守り　COVER!
(3)動かない　HOLD ON!

消防のサイレンが聞こえたら、上記の安全行動を約1分間とってください。合わせて防災用品などの持ち出し準備や点検なども行いましょう。

問合せ：総務課防災危機管理係
【電話】47-2112　(役場2階　窓口10番)