◆データから見る訓子府町(3)
◇働く世代から意識したい骨と筋肉の健康
膝や腰の痛み、筋肉や骨に関する疾患(筋骨格系疾患)は、町の健康課題の一つです(図1)。
筋骨格系疾患は、運動や趣味活動を制限するだけに留まらず、高齢者が要介護となる要因にもなります。
足腰の問題は高齢者の問題と捉えがちですが、筋肉量や骨量は40~50代から低下していくため、働く世代から意識して取り組むことが重要です。
町では、健康月間事業として骨検査を無料で実施します。骨密度を測定し、骨折の原因となる骨粗しょう症の恐れがないかを確認できます。特に女性は閉経により骨密度が急激に減少するため、若いうちから検査を受けることをおすすめします。
また、スポーツセンターでは、inbody(インボディー)という体成分分析装置を使って、体の部位別の筋肉量を測定することができ、測定結果をもとにご自身にあった運動方法をご提案しています。
人生100年時代。自分の足で歩き、健康寿命を延ばすことは、多くの人の願いです。まずは、ご自身の骨や筋肉量を知ることから、始めませんか。
(図1)
町の後期高齢者医療における「筋骨格系疾患」の医療費は増加しており、道や国と比較しても高い状況です。
◇骨検査のご案内
骨検査を希望される方は、福祉保健課健康増進係までお申し込みください。子宮がん乳がん検診と同日に開催します。
日時:11月12日(火)
受付:8時30分~14時30分
場所:総合福祉センターうらら
対象者:20歳以上の町民
検査料:無料
問合せ:福祉保健課健康増進係
【電話】47-5555
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