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地域おこし協力隊と地域活性化起業人

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北海道訓子府町

◆地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊は、都市地域から人口減少や高齢化などの進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援や農林水産業への従事、住民支援などのさまざまな「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。

◆三方良しの関係性

◆本町の地域おこし協力隊
本町の地域おこし協力隊は、現在2人で活動しています。タウンメンテナンス担当として着任した福井敬祐(けいすけ)隊員とスポーツアドバイザーとして着任した小見飛翔(つばさ)隊員です。
福井隊員は、保有している資格を生かし公園施設の維持管理をしながら魅力発信に取り組んでいます。また、元プロギタリストの経験を生かし、小学校の金管クラブの指導に携わったり、町で開催される音楽イベントの実行委員として携わるなど、多方面で活躍しています。
小見隊員は、長年続けているサッカーの経験を生かし、町民へのスポーツの普及や運動施設の魅力発信に取り組んでいます。運動会シーズンには、幼児と小学生向けのかけっこ教室を企画するなど、子どもたちがスポーツに興味を持てるように精力的に活動しています。

◆今後の地域おこし協力隊
町では、新たにタウンプロモーション担当として協力隊1名の着任を予定しています。ブラジル・サンパウロからの移住者であり、国際的な視点で訓子府町の魅力を再発見し、SNSなどを通して町の魅力を発信していくことが主な役割となります。
また、現在まちづくり会社の設立に向け、3人の隊員を募集しています。詳しい業務内容や待遇などについては、右記QR(本紙参照)から町ホームページをご覧ください。

◆副業型地域活性化起業人に関する基本協定の締結
訓子府町では、総務省が推進する「地域活性化起業人制度」を活用し、令和6年5月1日に訓子府町として初となる「地域活性化起業人」1人が着任しました。
地域活性化起業人に着任されたのは、東京都に本社を置く「株式会社Agri Innovation Design」代表取締役の脇坂真吏(まさと)さんです。

◆地域活性化起業人制度とは
三大都市圏の企業の社員を一定期間(6か月から3年)受け入れ、そのノウハウや知見を生かしながら、地域独自の魅力や価値の向上などにつながる業務に従事し、地域活性化を図る取り組みに対して総務省が必要な支援を行う制度です。
今回、訓子府町が活用する副業型地域活性化起業人制度は、総務省において令和6年度から新たに拡充された制度であり、月4日以上かつ月20時間の勤務に加え、受け入れ自治体に月1日以上滞在することが要件とされています。

◆基本協定を締結しました
副業型地域活性化起業人の制度に基づき、株式会社Agri Innovation Designから人材を派遣させる基本協定を5月20日に締結しました。
地域活性化起業人として訓子府町に従事する脇坂さんの基本的業務は、次のとおりです。
1.地域の魅力や価値の向上に関する取り組み
2.まちづくり会社の構想策定および事業立案など
3.関係人口創出、拡大の推進
4.その他目的達成に資する取り組み
脇坂さんは今後、町内の現況調査や分析のため、幅広い分野の方々からヒアリングを行い、訓子府町の経済活性化や地方創生の実現をめざすとともに、まちづくり会社設立に向けたプロデューサーとしても活動していく予定です。

◆地域活性化起業人 脇坂さんによる講演会を開催
東神楽町をはじめ全国各地で地方創生に関わる地域活性化起業人(まちづくり会社設立プロデューサー)に着任した脇坂さんが、東神楽町の事例を基に、訓子府町の皆さんと作る新しいまちづくりのデザインについての考え方を語ります。
地域活性化起業人の活動を広く知ってもらい、今後の活動について、町民の皆さんの理解を深めるため、次のとおり講演会を開催します。
また、合わせて4月から着任した地域おこし協力隊の活動報告も行います。ぜひ多くの方のご来場をお待ちしています。

日時:7月19日(金)
〔第1部 18時~〕地域おこし協力隊活動報告
〔第2部 18時30分~〕講演会
場所:町公民館講堂
題名:「シン・訓子府まちづくり戦略 ~町の伸びしろを活用するまちづくり会社とは?~」
参加費:無料

問合せ:経済振興室振興係
【電話】33-5008(役場2階 窓口13番)

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