◆フレイル予防
◇健康長寿のカギ「フレイル予防」の成果は!?
町では、高齢者の健康寿命の延伸を目的に、令和2年度から、老人クラブや百歳体操をしている団体に、フレイルチェックを行っています。体のどの部分が弱くなっているかを知り、チェックがついた項目を意識し、日常で取り組むことで、フレイルの進行や要介護状態を防ぐことができます。
◇フレイルとは?
健康と要介護の中間地点であり、年齢を重ねて、体が弱くなってきた状態であり、そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。しかし、早期に気付けば、良好な状態に戻せる時期でもあります。
◇フレイルチェック リスク数の変化(令和2年→令和5年)
フレイルチェックを受けた95人の方は、令和2年度から令和5年度までの4年間現状を維持できており、さらには改善をしている人が6割もいました。これは、一人一人のフレイル予防の取り組みとコロナ禍が明け、老人クラブなどの地域の活動が以前の活動に戻ったことも要因となっているのではないかと考えています。
通いの場(老人クラブや百歳体操)に参加するなど、「社会とのつながり」を持ち続けることが、認知機能だけでなく、運動機能や健康を維持できる重要なポイントです。今後も地域での活動を大切にしていきたいですね。
町では、今年度もフレイル講話を実施しています。ご利用は福祉保健課高齢者支援係(【電話】47-5555)までお問い合わせください。
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