■令和4年度 各会計の決算を認定
令和4年度一般会計ほか6特別会計の歳入歳出決算は、町監査委員の決算審査意見書とともに議会に提出され、本会議において審議を行った結果、各会計とも認定することに決定しました。
各会計の決算額は、下記のとおりです。
◇各会計の歳入歳出決算額(単位:円)
◆審議した議案
◇物品の取得
・消防団車両 1台
消防団車両の更新と機能強化のため取得するもの。
契約金額は2,700万2,220円。
納入期限は令和6年3月20日。
◇北海道市町村職員退職手当組合規約の変更
北海道市町村職員退職手当組合の組織構成に、「後志広域連合」を加えるもの。
◆人事案件
◇人権擁護委員候補者の推薦
人権擁護委員の候補者として、羽賀智子氏(礼文内)と髙井伸夫氏(茂岩末広町)を推薦しようとするもの。それぞれ適任であるとして答申しました。
◇豊頃町教育委員会委員の任命
9月30日に任期満了となる宝田博幸氏(十弗)の後任として、津久井直弘氏(礼作別)を任命したいとの提案があり、これに同意しました。
なお任期は令和9年9月30日までの4年間です。
◆主な審議内容
◇物品の取得
Q:小笠原議員
購入予定の消防車はどの分団に配備するのか。
A:豊頃第2分団に配備する。
◇令和5年度補正予算
Q:坂口議員
今年の暑さによりとよころ物産直売所の商品に影響があったと聞いたが、エアコンの設置についての考えは。
A:今後直売会構成員と役員との意見交換を実施し検討したい。
Q:大谷議員
新型コロナの影響が続いたことにより困窮した町民や事業者への対応は。
A:昨今の情勢や物価高騰を踏まえ、町民の生活や各産業における状況を確認しながら今後冬に向けた対策を検討したい。
Q:小笠原議員
今回の補正予算で導入するドローンの用途は。
A:災害による行方不明者の捜索や災害被害状況調査等に使用する。
Q:藤田議員
ドローンを災害対策以外にも活用する考えは。
A:災害時に活用できるよう、普段から災害予防活動やイベント等に使用していきたい。またその他の活用についても、他町村を参考にしながら検討していく。
Q:小笠原議員
給食費の補助について、町が負担している部分も含めた町民への広報の考えは。
A:給食費補助の内容のほか、現状食材の値上がり等により町が負担している現在の状況なども踏まえ、町民への周知広報を行っていきたい。
Q:坂口議員
保育所の給食費(副食費)を補助する考えは。
A:現在子育て支援の施策を手厚く行っている状況であると認識している。保育所を利用している保護者の方々との意見交換を踏まえたうえで、副食費の補助については検討したい。
Q:小笠原議員
長節湖キャンプ場で活用している移動式ドームハウス運搬費について、どこに運搬し活用する予定か。
A:とよころ物産直売所横の芝生広場や、景観の良い茂岩山キャンプ場へ運搬し活用するような構想をしており、冬期間での活用を含め検討している。
Q:大崎議員
大雨による、道路の路面・路肩のほか、山間の路面・斜面における危険性の把握は。
A:昨年度ハザードマップを作成し配布しており、土砂災害における町内各地の危険度等については全て掲載している。今後も随時改正していく予定である。
◇令和4年度決算審査
Q:小笠原議員
町内宿泊施設利活用可能性調査業務の成果について、今後の活用法と町民への情報公開は。
A:本調査は十勝ロイヤルホテルを含めた茂岩山周辺エリアの利活用に関するものであるが、成果として示された費用面、コンセプト、運営スタイルの方式については、効果的な部分を取り入れながら検討し、他の公共施設の利活用も含めて検討したい。なお、本調査の成果について、現在一般公開は考えていないが、関係者・有識者には情報提供し各種意見をいただきながら事業を進めていきたい。
Q:坂口議員
二酸化炭素排出量調査業務での本町における結果は。
A:国の基準年度である2013年度と、直近の公式なデータである2019年度の二酸化炭素排出量を比較すると、排出量がマイナス2,721トンCO2となっており、今後対策をしなければ、2030年度で削減率は2013年度からマイナス13.1%、2050年度では2013年度からマイナス23.1%でとどまるという結果が出た。国が掲げるカーボンニュートラルに向けて、今後は計画の策定や対策の協議を進める予定である。
Q:藤田議員
ジュエリーハウスの利活用状況は。また地域住民への配慮についてはどのように考えているか。
A:昨年度の施設利用者については、2万1,972名であり、冬期の開設のほか、夏から秋にかけて(一社)ココロコによる互産互生の物販、町観光協会によるジュエリーアイスライブの計画を進めている。地域住民に対しては、地区の区長や地域協議会との意見交換を進め、騒音や駐車場対策など出来る限りの対応を進めてまいりたい。
Q:杉野議員
長節湖キャンプ場管理施設運営事業補助金は実費による補助か。
A:町商工会において、長節湖いんかるし~のカフェを運営するための事業経費を補助するものであり、実績に応じて実費精算により補助をしている。
Q:大崎議員
長節湖キャンプ場のトイレについて観光客から故障等で使えないという声を聞いた。
建物やトイレ本体の老朽化もあるが今後の改修等の考えは。
A:修繕等が増えている現状もあり、今後関係者からの意見聴取等踏まえて検討していきたい。
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