■一般質問
◇アルプス処理水の海洋放出による影響等について
Q:岩井 明 議員
8月24日に開始したアルプス処理水の海洋放出に関して、中国の禁輸政策による道内漁業への影響や全漁連が反対している状況を踏まえ、本町における漁業関連等への影響は。
A:按田町長
処理水の海洋放出に伴う中国による禁輸政策により、日本の水産物への風評被害、産地価格の下落などで地域経済への重大な影響が懸念されている。政府はこれらの対策に基金及び予備費を活用し緊急支援策を講じるとしている。
北海道は、道内の漁協を対象としたアルプス(ALPS)処理水の海洋放出に係る影響について調査を行い、十勝管内の3漁協は「現在のところ影響はない」としながらも、今後の動向と地元水産物への風評被害について懸念を示している。
また、道東太平洋沿岸では今期の秋鮭定置網漁が行われており、現在本格的に操業が行われているが、処理水に関しての異常を示す水産物はないと伺っている。
水産業は本町の主要産業であり、その大宗となる秋鮭定置網漁は漁業経営の柱であることから、風評被害が広がれば、近年の漁獲がなかなか上向かない状況に追い打ちをかける状況となる。
本町としては、漁協をはじめとする関連団体からの情報収集に努め、北海道とも連携しながら水産業を守る対応に協調していく。
■会議の詳細は会議録で
定例会や臨時会などの会議の内容は、会議録に詳細に記録しています。
ご覧になりたい方は、町ホームページを閲覧されるか、議会事務局へお問い合わせください。
また、議会だよりの感想もお待ちしております。
【電話】015-574-2222
【FAX】015-574-3955
(議会事務局直通)
■意見書
・ゼロカーボン北海道の実現に資する森林・林業・木材産業施策の充実・強化を求める意見書
・国土強靭化に資する社会資本整備等に関する意見書
・肥料、燃油などの生産資材等高騰対策の強化を求める意見書
産業厚生常任委員会にて審議した上記3件の意見書案が、岩井明産業厚生常任委員長から提案説明され、いずれも原案どおり可決し関係省庁・機関に提出されました。
■議会日程
◇9月
4日…議会運営委員会
7日…第3回定例会(1日目)(補正予算、人事案件、その他)、議員全員協議会、総務文教常任委員会、産業厚生常任委員会
12日…第3回定例会(2日目)(令和4年度決算認定)
14日…第3回定例会(3日目)(一般質問、意見書、その他)、議会広報特別委員会
◇10月
6日…議会広報特別委員会
18日…総務文教常任委員会、所管事務調査
◆今後の予定
◇11月
13日 十勝町村議会議長会主催議員研修会~幕別町
24日…第2回臨時会(予定)
27日…一部事務組合議会定例会~帯広市
29日…全国議長大会~東京都
◇12月
4日…議会運営委員会
7日…第4回定例会(1日目)(補正予算、条例改正、その他)、総務文教常任委員会、産業厚生常任委員会
12日…第4回定例会(2日目)(一般質問、その他)、議会広報特別委員会
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