11月7日(火)、令和5年秋の叙勲・褒章伝達式が札幌市の京王プラザホテル札幌で執り行われました。この、秋の叙勲で本町から、宮口孝名誉町民が「旭日双光章」を受章し、鈴木直道北海道知事から勲章と勲記が手渡されました。同月13日(月)には、東京都内皇居で他の受章者と共に、天皇陛下に拝謁しました。
宮口名誉町民は、昭和38年に豊頃村役場(現豊頃町役場)に奉職し、産業課長、総務課長などを経て、助役を12年務めました。平成17年4月に、地域住民から推されて豊頃町長に当選。令和3年4月までの間、4期16年の永きにわたり務め、産業や経済、教育など多方面にわたり、町の長として豊頃町の発展に尽力されました。町長勇退後、令和4年9月8日に行われた、令和4年第3回豊頃町議会定例会で豊頃町名誉町民に決定され、これまでの功績から受章されました。
伝達式前日、宮口名誉町民は「今日は緊張して眠れないかもしれない」と緊張の面持ちのなか話しました。
伝達式当日、会場には北海道で受章された192名のうち19名が出席し、鈴木知事から、それぞれ勲章などを手渡されました。
勲章・勲記を受け取った宮口名誉町民は「緊張した中にも、勲章と勲記を受け取ったとき、様々な重みを感じた。今回このような章を受章できたのは、町民の皆さま、そして役場職員の協力や支えがあってのこと。携わってくれた周りの皆さまには心から感謝している」と伝達直後の気持ちを語りました。
町長を勇退した今、これからの過ごし方について「時間ができた今、これからも健康に気を付けて、楽しみながら生活していきたい」と話しました。
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