■転倒労働災害防止対策の実施について
帯広労働基準監督署管内において、第三次産業の労働災害が増加しており、その多くが転倒災害となっています。転倒災害が過去5年間にわたり増加傾向になっているため、北海道労働局では「STOP!転倒災害プロジェクト実施要項」を策定し、災害の態様に対応した具体的な対策を促進しています。
転倒災害防止のためには、環境要因の解消(ハード的対策)や労働者の高齢化に伴う身体機能の低下への対策(ソフト的対策)が必要です。北海道労働局では厚生労働省リーフレットや独自のセルフチェック票を作成し、対策の実施を促進しています。
また労働セミナーの実施も予定されているので、対象者で興味のある方は参加ください。
期間:1月15日(水)~2月14日(金)
場所:オンデマンドによるWEB開催対象
対象:事業者・衛生管理者・衛生管理実務担当者・産業保健スタッフ・管理監督者・職員の方々・医療保険者 他
講師:社会医学系専門医・指導医・医師 飯田和久氏
申込み:北海道労働保健管理協会ホームページ(11月25日~)等からお申し込みください。
費用:無料
問合せ:(公益)北海道労働保健管理協会お客様サポートセンター
【電話】011-862-5037
■国内での化学物質規制が大きく見直しとなりました
国内で取り扱われている化学物質の中には、危険性や有害性を持つ物質が多くあるため労働者が安全に働けるように化学物質規制があります。
労働安全衛生法関係法令の改正により、令和6年4月から職場での化学物質規制が大きく見直しとなっています。
◇変更(改正)のポイント
・化学物質の製造事業者およびそれを取り扱う事業者における危険性・有害性に関する情報の伝達が強化されます。
・事業者は、その情報に基づいてリスクアセスメントを行い、化学物質によるばく露防止対策を実行する必要があります。
・今後、数年かけて、SDSやラベルの交付対象物質が約900物質から約2300物質に拡大します。
・事業場によっては、新たに「化学物質管理者」の選任義務が発生します。
詳しくは、労働安全衛生総合研究所ホームページをご覧ください。
問合せ:事業者のための化学物質管理無料相談窓口
【電話】050-5577-4862
■郵便局で参加する「スマホ教室」
豊頃町の郵便局でタブレットを使用したスマホ教室の受講ができます。スマホの基本的な使い方から、スマホでできる行政サービスの使い方などを学べます。原則1対1の個別形式のため、自分のペースで参加できます。受講料無料、機種や携帯会社を問わず、何度でも参加できます。
期間:令和7年1月まで(予定)
時間:平日の10時~17時(1講座60分)
場所:豊頃郵便局
予約:楽天シニアカスタマーセンター(平日10時~16時)
【電話】0120-955-545
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