令和5年度の会計決算がまとまりました。
町の決算は4月から翌年の3月までの1年間、私たちのまちにどれだけの収入があり、そのお金を何に使ったのかを表す、いわゆる町の家計簿のようなものです。
この決算内容は9月の町議会で審議され、一般会計のほか6つの特別会計を含む全ての会計が認定されました。昨年度、皆さんの納めた税金などがどのように使われたのかをお知らせします。
■決算ってなんだろう?
豊頃町の一般会計の財政規模
決算とは、一会計年度(公共団体の場合は4月から翌年の3月まで)の歳入(収入)・歳出(支出)について、予算と実績を対比して確定することにより今現在の財政状況は一体どうなっているのかを把握するために行います。決算は、会計ごとに行われます。
◆豊頃町には「一般会計」と6つの「特別会計」があります。
◇一般会計
福祉や教育、道路整備など、町政運営の基本となる会計
◇特別会計
一般会計とは区別され、独立した特定事業の会計で、豊頃町には、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療、医療施設、簡易水道、公共下水道の6つの会計があります。
◆会計にはそれぞれ「歳入(収入)」と「歳出(支出)」があります。
◇歳入(収入)
税金(町税)、使用料・手数料、地方交付税、町債など
◇歳出(支出)
道路の整備や維持、医療・福祉制度の運営、産業の振興、借金(町債)の返済など
◆町民一人あたりの借金(町債)と貯金(基金)はどのくらい?
◇借金
町民一人あたり:277万円
借金現在高:80億7,805万円
借金(町債)の残高は前年度より約4億9,153万円増加しました。町債については今後も最小限の借り入れに努め、借金残高の抑制を図ります。
◇貯金
町民一人あたり:205万円
貯金現在高:59億7,103万円
経費削減等の効果により、令和5年度は一般会計1億1,125万円の剰余金のうち、5,600万円を貯金(基金積立)することができました。
※「財政規模」及び「現在高」は令和5年度決算数値により算出しています。
※「町民一人あたり」は令和6年3月31日現在の住民基本台帳人口(2,913人)により算出しています。
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