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議会だよりー5ー

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北海道豊頃町

◆大崎英樹議員
◇ゼロカーボンシティ宣言について
Q:「カーボンニュートラル」二酸化炭素排出ゼロを実現するための本町における具体的な対策は。

A:按田町長
本町における「地球温暖化対策実行計画」及び「再生可能エネルギー導入計画」を策定し、「ゼロカーボンシティ宣言」を行ったところであるが、エネルギーの省力化及び本町のポテンシャルとしてある太陽光や風力、バイオマス資源などを利用した再生可能エネルギーの導入により、二酸化炭素排出量の削減を目指す。
更に「豊頃町ゼロカーボン推進会議」において様々な意見をいただきながら、温室効果ガスの削減に向けた取り組みを進める。

Q:ゼロカーボンシティ宣言を行ったことにより浮き彫りになった町の課題への対策について、町内の民間事業者の太陽光等の設備による再生可能エネルギーについても、二酸化炭素削減に向けた取り組みに含めてはどうか。また町だけでなく酪農家や農協を含めた民間事業者にも参画してもらいながら取り組みを進めてはどうか。
A:按田町長
町でどう取り組みを進めていくのかを、関連する事業者に示したうえで、一緒にできることがあれば、町の取り組みに参画していただくことも必要であると思う。ただゼロカーボンに向けた取り組みを進めるためにまずは町内一体で、ということになるので、町がつなぎ役になるような形を取らねば進めていけないのではないかと考えている。

◇令和6年度予算について
Q:令和6年度予算全体の中で、按田町政が最も重点とする政策予算についての内容は。
A:按田町長
令和6年度においても町民が安全で安心して暮らせる地域社会の実現を基本に、環境に配慮した施策を盛り込んだ予算を編成している。更に防災・減災対策についても力を入れており、少しずつ効果が出てきていると感じている。今後はハード面での整備だけでなく、整備したものをどう活用するのか、というところに注力していかなければならないと考えている。

◆岩井明議員
◇マイナ保険証等について
Q:政府は昨年12月22日の閣議で、被保険者証の新規発行を令和6年12月2日に停止し、廃止することを定めた政令を決定したが、国民のマイナ保険証の利用率が8カ月連続で低下するなど、国民のほとんどがマイナ保険証を利用したくないという意思を示す中で、本年の12月2日に現行の紙の保険証を廃止すべきではないと考えるが、町長の見解は。
A:按田町長
本町の国民健康保険・後期高齢者医療保険の健康保険証は、本年8月に一斉更新し、有効期限を翌年7月31日までとする健康保険証を発行するため、期限まではそのまま利用が可能である。
本年12月2日以降、マイナ保険証を持っていない方には、職権で「資格確認書(有効期限1年)」を交付し、施設等の入所者や、マイナンバーカード更新中の方など、マイナ保険証での受診が困難な方についても、申請により「資格確認書」を交付し、健康保険証と同様に医療機関への受診ができる。
マイナ保険証利用により、医療機関が服薬情報や健診結果を確認でき、他の病気の推測や、薬の飲み合わせ・分量の調整ができることで、医療費削減に繋がるなどのメリットと、マイナ保険証の安全性などについての周知をきめ細やかに行い、安心して医療機関を受診していただけるよう努めていく。

■第1回臨時会(2月6日開催)
◆条例の一部改正
◇豊頃町手数料条例の一部改正
戸籍法の一部改正に伴い、戸籍の交付が本籍地以外の市町村においても出来るようになるため、広域交付等に係る手数料を規定するための改正。
原案のとおり可決されました。

■津波避難艇の視察
3月14日の第1回定例会終了後、議員全員で豊頃町大津に3月8日配備された津波避難艇を視察し、担当者から説明を受けました。

■意見書
◇将来にわたり持続可能な農業の実現を図る食料・農業・農村基本法改正等に関する意見書

産業厚生常任委員会にて審議した上記の意見書案が、岩井明産業厚生常任委員長から提案説明され、原案どおり可決し関係省庁・機関に提出されました。

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